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夜果つるところ
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 集英社 |
| 発売年月日 | 2023/06/26 |
| JAN | 9784087714319 |

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商品レビュー
3.6
152件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
3人の母を持つ少女の奇妙な物語 少女は産みの親、育ての親、名義上の親がいる 少女が住む館には様々な奇妙な男たちが訪れる ここではいろんな人が死に、いなくなる かなり読みにくい文章ではあるが、独特な言い回しは面白く感じた
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【短評】 先日読んだ『鈍色幻視行』の中核を成す作中作『夜果つるところ』に挑戦である。 正直に言えば、ある種の「原作未読勢」として臨んだ『鈍色幻視行』が単体として満足に足る出来だったので、本作については敢えて曖昧模糊とした儘にするのも良いかと思っていた。しかしながら、ブクログで初め...
【短評】 先日読んだ『鈍色幻視行』の中核を成す作中作『夜果つるところ』に挑戦である。 正直に言えば、ある種の「原作未読勢」として臨んだ『鈍色幻視行』が単体として満足に足る出来だったので、本作については敢えて曖昧模糊とした儘にするのも良いかと思っていた。しかしながら、ブクログで初めて頂戴したコメントが本作をお勧めするものだったため、それもまた出会いであると思い直し、手に取った次第だ。 結果ーーいやぁ、大好きだった。本当に好みど真ん中。『鈍色幻視行』の存在を無視したとしても、十分魅力的な作品に仕上がっていると思う。 館は、その名を墜月荘(ついげつそう)といった。 昭和初期、山奥に建つ奇怪な遊郭・墜月荘を取り巻く人々と、彼らの凄惨な行く末を、「私」という子供の目線を以て回想する。そんな物語である。 読書遍歴或いは志向において、私は「耽美」という感覚を知り得なかったが、本作に纏わり付く独特の空気感がソレなのではないかと夢想した。物語の筋がどうこうというよりは、あの恩田陸が雰囲気に全振りすると、ここまでの作品が産まれるのかと、ただただ圧倒されていた。脳内にパッと咲く印象的なシーンの連続で、イメージの奔流に揺蕩っているうちに読了してしまった。レビューでこんな事を言うのは無粋だが、この系統の作品の魅力は、盤外からの紹介ではなく、実際に読み、触れ、感じないことには解することが出来ないだろう。 鳥籠を見詰める壊れた女郎。月観台から覗く「夜の終わり」。炎の中で舞う男。 全ての情景が心に染み付き、未だにリフレインされている。 さて。恩田陸/飯合梓(めしあいあずさ)の併記にて上梓された本作は、別作『鈍色幻視行』における重要なコンテクストである。同作には『夜果つるところ』に魅了された数々の好事家が登場するからして、本作は「人々を誘引する力を秘めた作品」という前提に立って書き上げる必要がある。ある意味、作品として最も強い制約を課せられている訳だが、そこに来て「これは語りたくもなるな」と思わせる作品を生み出すことが如何に凄まじいことか、嗚呼、私は声を大にして叫びたい。 【気に入った点】 ●情景描写が特異な作家が、情景に全振りしたような作品。立ち現れるシーンがただただ美しい。『鈍色幻視行』において、映画監督が「昭和に映画化しておくべきだった作品」である旨を述べていたが、その意見については首がもげる程に首肯したい。 ●瑕疵が無いとは言わない。終盤に掛かる怒涛の展開に追いつけない部分もあった。しかしながら「嗚呼、美しい」で全てを黙らせる力があった。波長の合う/合わないがある作品であるから、ハマらない場合とことんハマらないかもしれない。 【気になった点】 ●『鈍色幻視行』において、本作に関する重大なネタバレがある。作中屈指の見せ場をどうして先に言ってしまうのだと思わなかったといえば嘘になる。異なる二作品が連関する構造は興味深いが、それは少々やり過ぎでは無いかと思った。 最後に。 作者の意向とは異なるようだが、個人的には『夜果つるところ』→『鈍色幻視行』の順で読むことを推したい。事前知識無しで挑むほうが、余計なノイズ無しで楽しめると思う。(商業的には『鈍色』→『夜果つる』のほうが売れそう、とか穿った見方をしてしまった部分もあるが、長くなりそうなので割愛する) 貴方個人の感想を引っ提げて、クルーズ船に乗車してみて欲しい。 私には出来なかった体験が出来る貴方が実に羨ましい。
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読書ノート:https://note.com/futen_seisuke/n/n96c363fefc1c 執筆期間15年のミステリ・ロマン大作『鈍色幻視行』の核となる小説、完全単行本化。 「本格的にメタフィクションをやってみたい」という著者渾身の挑戦がここに結実…! 遊廓「墜月荘」で暮らす「私」には、三人の母がいる。孔雀の声を真似し、日がな鳥籠を眺める産みの母・和江。身の回りのことを教えてくれる育ての母・莢子。表情に乏しく、置き物のように帳場に立つ名義上の母・文子。ある時、「私」は館に出入りする男たちの宴会に迷い込む。着流しの笹野、背広を着た子爵、軍服の久我原。なぜか彼らに近しさを感じる「私」。だがそれは、夥しい血が流れる惨劇の始まりで……。 謎多き作家「飯合梓」によって執筆された、幻の一冊。 『鈍色幻視行』の登場人物たちの心を捉えて離さない、美しくも惨烈な幻想譚。※電子版はリバーシブル・カバー仕様ではありません。
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