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日本の死角 講談社現代新書2703

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日本の死角
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商品レビュー
2.9
25件のお客様レビュー
日本の「死角」というと、日本人が見落としている「盲点」を鋭く指摘するような本を期待するが、これは中々自由なエッセイで、ほとんど視界に入っている社会課題という印象。その課題に向き合う発想の一部に、見落としているアイデアがあるという構成だ。 「日本人は集団主義」という幻想というテー...
日本の「死角」というと、日本人が見落としている「盲点」を鋭く指摘するような本を期待するが、これは中々自由なエッセイで、ほとんど視界に入っている社会課題という印象。その課題に向き合う発想の一部に、見落としているアイデアがあるという構成だ。 「日本人は集団主義」という幻想というテーマでは、アメリカも案外集団主義だよ、という盲点。死角ではない。他には、なぜ若者は結婚しないかという問いにおける本質的な理由。日本の学校から「いじめが絶対なくならない構造」、地方で拡大する「移動格差」など。 ー 仮に一部の狩猟採集民が肉ばかりを食べて生きていたとしても、そのことと、かれらにとって肉食が最適かどうかは別の話であると述べる。さらに、「農耕が始まってから1万年余しか経過していないため、人間の身体は糖質過多の食事に適応できていない」というパレオ派がよくなす主張に対しては、「1万年は十分な時間である」と喝破する。チベット人が標高数千メートルの高地で生活できるようになったり、乳製品を効率よく消化することのできる、進化したラクターゼ活性持続遺伝子を持つ人々が現れたりしたのはこの数千年であることからわかるように、人間の身体はもっと短いタイムスパンでも変化しうるからだ。 確かに、進化するに十分な時間は過ぎているはずではという無邪気な指摘には共感する面もある。学術的な本ではないので、この「無邪気な指摘」を私は盲点を見抜いた!という著者のカタルシスとして味わうのが本書の楽しみ方だろうか。
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メモ→ https://x.com/nobushiromasaki/status/1898553935855849708?s=46&t=z75bb9jRqQkzTbvnO6hSdw
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日本の様々な死角を列挙しておりどれもそうだなと感じたが、「いじめ」に関する考察が面白かった.「いじめ」と言われる行為は実際には侮辱、名誉棄損、暴行、強要、恐喝であり、学校自体が有害な環境になっており、隔離されることによりオープンにならないところに問題がある との指摘は素晴らしいと...
日本の様々な死角を列挙しておりどれもそうだなと感じたが、「いじめ」に関する考察が面白かった.「いじめ」と言われる行為は実際には侮辱、名誉棄損、暴行、強要、恐喝であり、学校自体が有害な環境になっており、隔離されることによりオープンにならないところに問題がある との指摘は素晴らしいと感じた.学校、オウム真理教、連合赤軍はそれぞれ教育、宗教、共産主義という膜で包み込んで内側しか見えない閉じた世界を作った と考えると問題点が明確になる との指摘もうまいと感じた.
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