頭のいい人が話す前に考えていること

安達裕哉(著者)

• 販売会社／発売会社: ダイヤモンド社
• 発売年月日: 2023/04/19
• JAN: 9784478116692

商品レビュー

2024/12/05

頭のいい人かどうかは他人が決める。確かにそうだ。なので、この本では話し方ではなく、相手の言いたいことを考えて聞くことや、相手の思考を整理してあげること、などの聴き方の大切さが書かれているという感想。
私が印象に残ったのは、考える余地を自分に与えるための積極的に沈黙すること、言いたくなってもすぐに口を開かない、何かを言いたくなったときほど逆に口を閉じる、というところ。立場上、人に指導助言する場面が多いのでとても参考になる。

2024/12/04

とにかく反応するな

話を深くするコツ
・自分の意見と真逆の意見も調べる
・統計データを調べる

言葉に敏感になり、定義を掘り下げることは思考の解像度を上げるということ

話のわかりやすさは理解の深度で決まり、理解の深度は、どれだけ分けて整理できるかで決まる

自分がしたい話ではなく、相手が聞きたい話を最初にする

相手の言いたいことを考えながら聞く
・肯定も否定もしない
・相手を評価しない
・意見を安易に言わない
・話が途切れたら、むしろ沈黙する
・自分の好奇心を総動員する

小さなことでもいいので名前をつけてみる

所感
仕事でもプライベートでも使えそう、使ってみようと思える点がたくさんあった。
最近友人からのメールに「反応」してしまったり、話を聞けていなかったなと思うことがあったので、これからは話す前にこの本で学んだことを思い出してから話そうと思った。
また、すごい・やばいなどをすぐ使ってしまうクセをなおしたい。プライベートでのちょっとしたことに名前をつけてみるのをやってみるとおもしろくて、これなら少しずつ続けられそうだと感じた。

2024/12/03

頭がいいとは？賢いとは？それは誰が決めることか？人とのコミュニケーションとは？ちゃんと聞くって？というかなり根本的なことが書かれていて、読んでてハッと気付かされることが多かったし、なんで気付かなかったんだろうと少し恥ずかしくなった。
巷のコミュニケーションはこうすべき本と違って、著者の経験とビジネスに関わる人の考えも載っているのでかなりわかりやすく頭にスッと入ってきたし、巻頭についてる表を確認して、悪くなった姿勢を良い姿勢になるよう普段から意識できるので良いと思う。しかも仕事にもプライベートにも意識できることなのもいい。私はすぐにヤバいとかスゴいを使ってしまうので、気をつけようと思う。