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残酷すぎる人間法則 9割まちがえる「対人関係のウソ」を科学する

エリック・バーカー(著者), 竹中てる実(訳者), 橘玲(監訳)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 飛鳥新社
発売年月日 2023/03/24
JAN 9784864109499

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残酷すぎる人間法則

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商品レビュー

3.8

11件のお客様レビュー

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2024/05/15

総じて言ってしまえば、人との関わりは超大切だよ、という本。 印象付のミス、友だち作り、円満な結婚生活、人とのつながりを作る、これらへの対策についても書いている。 ただ、この手の新聞コラム寄せ集めみたいな構成にありがちな欠点がある。 例示が多く、結論を系統だってまとめないので読みづ...

総じて言ってしまえば、人との関わりは超大切だよ、という本。 印象付のミス、友だち作り、円満な結婚生活、人とのつながりを作る、これらへの対策についても書いている。 ただ、この手の新聞コラム寄せ集めみたいな構成にありがちな欠点がある。 例示が多く、結論を系統だってまとめないので読みづらい。 たしかに、良いこと書いてるなと思う部分もあるんですが。。 以下、心に残ったところ。 ▼印象 第一印象の七割は正しく、30%の不正確さは脳のバイアス。 確証バイアスは 説明責任を果たす、判断する前に距離を取る、反対の立場から考えてみる で回避。 ▼友だち 友人とは、もう一人の自分。あなたの一部。 人生において、とても大切。 ▼愛 充実した人生に愛は必要。 結婚生活が上手くいっているなら健康になるし、幸福度もあがる。 離婚は刑務所以上のストレス。 ▼人との繋がり プラセボ効果で治癒力が上がる。 災害時の協力で幸せ度が上がる。 コミュニティに生きるのが人間。

Posted by ブクログ

2024/05/11
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

有名な自己啓発本やこれまで信じられていた成功に関する様々な言われてきたこと。それが心理学等による科学的な実験で検証してみた。というのが本書の内容である。 個人的に思うのは、科学的に検証できてない=逸話という論法はおかしいということである。 科学は日々進歩している。私が学生だった30年以上前に信じられていたこともその多くが覆されている。あまり良い例ではないがたとえば人の脳はコンピューターを真似たもの。コンピューターには記憶容量の制限がある。故に人間もたくさんのものを覚えておくことは困難である。記憶は有限というそれである。 実際は人間は忘れる。覚えておきたければ何度もその情報にふれる。もしくは思い出すという行為を繰り返さなければならない。フォン・ノイマン型のコンピュータは基本的に忘れない。記憶容量を開けたいのであれば、ある論理で優先度を設定してそれを捨てるということを意識的にプログラミングせねばならない。これでやっと「忘れる」が実現できるのである。 話は大幅にそれてしまった。研究結果がないからそれは正しくないと断じるのは全くのところセンスがない。正しいかもしれないが科学的なファクトは得られていないという認識に留めるべきであろう。 とはいえ、本書の内容は非常に興味深い。これまでは自己啓発本の作者の経験などを信用することにより信じられてきたこと。これが科学的に説明できているのである。そういう意味では非常に価値がある。

Posted by ブクログ

2024/01/31

徐々に言説はボルテージを上げ、本書のクライマックスでは「人生の意味」に辿り着く。ミッシングリンクをまた一つ見つけたような気分。または、人類の設計図の1ページを手に入れたような興奮が得られた。 ホモサピエンスが自分たちより優秀なネアンデルタールに勝ち得たのは集団化する力であったと...

徐々に言説はボルテージを上げ、本書のクライマックスでは「人生の意味」に辿り着く。ミッシングリンクをまた一つ見つけたような気分。または、人類の設計図の1ページを手に入れたような興奮が得られた。 ホモサピエンスが自分たちより優秀なネアンデルタールに勝ち得たのは集団化する力であったとか、人間には利己的な合理主義だけではなく、最後通牒ゲームに象徴されるような非合理性も持ち合わせているとか。孤独は身体に悪いとか。つまり人間は、社会関係構築を前提に作られて(あるいは、そうした性質が生き残り)、良好な関係性や作用は、人に生きがいを齎すのだ。 生きがいにまで踏み込んで解説したのは、私にとっては本書が初めて。人生においてただ1つ、本当に重要なものは、他者との関係だと言い切る。 私たちは嘘を見抜くのがとても苦手だ。ところがこの弱点こそが、集団的な強みなのだ。私たちのデフォルトは互いを信頼し合うこと。力を合わせて働くことだというのだ。 fMRIに入った被験者に慈善事業への寄付について考えてもらうと、食べ物やセックスで起動するのと同じ神経回路が活性化することがわかった。 利他主義は私たちの遺伝子の中にまで、組み込まれている。 更に、プラセボ効果について触れる。プラセボ効果というのがあるらしい事を私たちは知っている。しかし、それがどうして起こるのかは、知らないままでいた。 今やっていることを止めて、気にかけろ。気遣いは、プラセボ効果の中心となる作用だというのだ。プラセボがプラセボだと知らされていても、効果があるのはそのためであり、誰かが私たちを気にかけてくれて、より注意を払ってくれるほどより有能に見えるほど、私たちの体はそのことに気づく。人生の意味とは、帰属すること。協力し合うこと。気にかけてくれていると体が気づくとプラセボ効果によって病状が改善するのもそのためだというのだ。 しかし、人類の負の側面もある。人類のずば抜けた能力は「物語を共有する集団内」で機能するが異なる物語を持つ集団のメンバーを殺すのはいとわない。では、どうすればいいのか。物語を増やすこと。属する物語を共有する事だというのが本書の結論。その正しさは、既に経験的に知っているような気がする。ただ、領域が広すぎて、上手くやれないから困っている。

Posted by ブクログ

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