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イスラエル 人類史上最もやっかいな問題
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イスラエル 人類史上最もやっかいな問題

ダニエル・ソカッチ(著者)

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イスラエル 人類史上最もやっかいな問題

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 NHK出版
発売年月日 2023/02/25
JAN 9784140819333

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商品レビュー

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2025/12/28

イスラエルとパレスチナ かなり噛み砕いて分かりやすくニ国間の歴史を説明してくれているが、とにかく問題が根深すぎて、複雑すぎてなかなか理解しにくい。ただわかることは、この二国が和平にたどり着くには、お互いが信じる神様が現れて「仲良くしなさい」と喝を入れない限り無理、つまり不可能とい...

イスラエルとパレスチナ かなり噛み砕いて分かりやすくニ国間の歴史を説明してくれているが、とにかく問題が根深すぎて、複雑すぎてなかなか理解しにくい。ただわかることは、この二国が和平にたどり着くには、お互いが信じる神様が現れて「仲良くしなさい」と喝を入れない限り無理、つまり不可能ということだ。 1993年のオスロ合意で歩み寄りを見せたかと思ったが、和平手続きを進めたラビン首相は1995年、和平集会会場で反対派の若者に撃たれて死亡してしまった。国がひとつにまとまってないからトップがいくら頑張ってもうまくいかないのだ。パレスチナはアラブ系だけどPLOやらハマス(ガザ地区)やらファタハ(ヨルダン川西岸)やら組織が支配してるし、アラブ人はシーア派スンニ派に別れ、お互いに反目し合ってる。イスラエルだってホロコースト後の建国以来いる人たちとソ連崩壊後に入ってきた人たち、はたまたアラブ系イスラエル人というのもいる。ラビン死後、ペレス、バラク、シャロン、オルメルトと歴代首相は和平に向けて動くが、過激派は常にパレスチナを刺激しているし、だいたいネタニアフという人もかなり怪しい。彼を中心とするイスラエル右派は、国内の占領反対派と人権活動家に対して攻撃し、民主主義は後退し続けている。 ※中東の歴史 ・1-2世紀 「ディアスポラ」ユダヤ人はパレスチナから追い出され、地中海各地やメソポタミア地方に離散した。 ・19世紀 「シオニズム運動」ユダヤ人がパレスチナに戻ろうという運動 ・第一次大戦 「三枚舌外交」イギリスはアラブ人に独立国家を約束、フランスと中東分割を約束、ユダヤ人に国家建設を約束する。 ・第ニ次大戦 「ホロコースト」ユダヤ人大虐殺 ・1947年 「ユダヤ人国家建設」イスラエル誕生 ・1948年 「第一次中東戦争」1973年まで4度戦争を行う。いずれもイスラエルの勝利。(1967年は第三次で6日戦争) ・1987年 「インティファーダ」パレスチナがイスラエルに対して一切蜂起。武力闘争を展開する。 ・1987年 「ハマス設立」パレスチナ、ガザ地区が活動拠点。 ・1993年 「オスロ合意」 ・2000年 「第二次インティファーダ」 ・2006年 「ハマス内閣」ハマスが選挙により過半数の議席を獲得。ハマス内閣が発足。 第二章では現在イスラエルが抱える厄介な問題について語られる。著者はイスラエルの民主主義を願うユダヤ系アメリカ人。現状のパレスチナ入植を憂いている。 民主主義国家を自認する国が、特定の集団(ユダヤ人)のためだけにある国家だとなぜ公言できるのか。 国民の五分の一が非ユダヤ系マイノリティなのに。 イスラエルは建国以来、アメリカとユダヤ系アメリカ人からの支援に支えられてきた。イスラエルは民主党とも共和党とも仲良くしてたのだ。それが、パレスチナ入植とトランプ政権によりどんどん形が変わってきた。リベラルなユダヤ系アメリカ人はヨルダン川西岸への入植に我慢がならず、BTS運動(ボイコット)を行う人もおり、するとそれをトランプが取り締まる。民主党員を急進的反ユダヤ主義者に仕立て上げたいトランプの願望とアメリカの党派政治を分断させ共和党と手を結びたいネタニアフの戦略が合致した瞬間だ。キリスト教福音派と共和党保守派がイスラエルのパレスチナ入植を認め、入植反対派を反ユダヤ主義と呼ぶ。ユダヤ系アメリカ人が反ユダヤ主義であるはずはないのに。福音派の考えは「イスラエルの地をユダヤ人が支配すればキリストの再臨と世界の終末がもたらさられ、キリスト教徒は救済され、非キリスト教徒(ユダヤ教、イスラム教を含む)は絶滅する」という聖書に書かれている(と信じている)信念に動機づけられている。動機は違っても目的は同じなのだ。

Posted by ブクログ

2025/10/24

社会に対する主張や行動に個人が一貫性を高めるのがとても難しいことがある。一貫性の罠に囚われず、「白書など存在しないかのように戦争ではイギリス軍を支援し、戦争など存在しないかのように白書に抵抗しなければならない」とするスタンスは示唆に富んでいるし、日々の暮らしで実践できる。こんなス...

社会に対する主張や行動に個人が一貫性を高めるのがとても難しいことがある。一貫性の罠に囚われず、「白書など存在しないかのように戦争ではイギリス軍を支援し、戦争など存在しないかのように白書に抵抗しなければならない」とするスタンスは示唆に富んでいるし、日々の暮らしで実践できる。こんなスタンスはなんかかっこ悪いかも知れないし、人には説明しにくい。いちいち考えなければならない労力は掛かるし、もちろん全ての判断材料を把握しているわけでもないので選択を誤る可能性もある。でも、そんな解を示した先人に共感する。 めんどくさいけど民主主義ってなそういうもんだ、と勝海舟に言わせたみなもと太郎さんに。 第一部の「アラブの大蜂起」から「第二次世界大戦、ホロコースト、国家建設へ向けた競争(一九四○~四九年)」より引用。 「…現在、巷で言われている「一国家解決」のようなものだ。「マクドナ ルド白書」はまた、パレスチナにおけるユダヤ人の土地購入に制約を課したうえ、きわめて重要なことに、パレスチナへのユダヤ人の移住を厳しく制限すると表明した。それは、ユダヤ人の歴史上おそ らく最も危険で絶望的な時期のことだった。六〇〇万人のユダヤ人を殺害したナチスのホロコースト がすぐにも始まろうとしていたのである。」 「こうして、パレスチナのユダヤ人がヨーロッパのナチズムと戦うべくイギリス軍に志願しているというのに、ヨーロッパのユダヤ人はパレスチナへの避難をイギリスによって禁じられることになった。 こうした苦境の恐るべき皮肉を見て取ったベン=グリオンは、パレスチナのユダヤ人コミュニティは「白書(つまり、イギリスによる移民規制)など存在しないかのように戦争ではイギリス軍を支援し、戦争など存在しないかのように白書に抵抗しなければならない」と言った。だが、パレスチナのユダヤ人全員が同じ意見だったわけではない。戦争が終わりに近づいた一九四四年、好戦的なイルグン(別の右派民兵組織のレヒが合流。レヒのリーダーだったイツハク・シャミルものちにイスラエル首相となる)は、ユダヤ 人コミュニティの指導者層と決別し、イギリス当局に対して反乱を宣言した。こうして、ユダヤ人同士の対立が始まり、ハガナはイギリスに協力して過激派の反乱を鎮圧した。こうした対立は形を変えて、イスラエルの歴史の中で現在まで繰り返されている。…」

Posted by ブクログ

2025/09/12

前半はイスラエル建国の歴史を、後半はテーマ別の話と言う二部構成です。 ベン・グリオンの三角形、ユダヤ人の国家・民主主義国家・領土を維持すると言う3つの方針がすべて同時に成立する事はないと言う考えはとても新鮮な視点でした。 お互いに信仰や実体験で築かれた強い絆をムキになって否定...

前半はイスラエル建国の歴史を、後半はテーマ別の話と言う二部構成です。 ベン・グリオンの三角形、ユダヤ人の国家・民主主義国家・領土を維持すると言う3つの方針がすべて同時に成立する事はないと言う考えはとても新鮮な視点でした。 お互いに信仰や実体験で築かれた強い絆をムキになって否定したり無視したりしても、自分はいい気分なっても、相手が感じている事を感じなくさせる事はできないとは、否定だけでは何も生まないと言う、まさにその通りだと思います。 今の日本でも多様性や寛容やナショナリズムや日本人ファーストと言った考えが物事の対極のように語られていますが、やはりベン・グリオンの三角形のように同時に成立させることが出来ないものなのか?それらをうまく両立させる答えがあるのか?諦めずに考えていきたいと思います。 虐げられ行き場を失った人々に対して寛容を示さなかった人類が、虐げられていた人々がまた別の人々を虐げるようになる事を止められないイスラエルとパレスチナの現状は、過去に不寛容だった人類への罰のように感じました。

Posted by ブクログ