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ミセス・ハリス、ニューヨークへ行く 角川文庫

ポール・ギャリコ(著者), 亀山龍樹(訳者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 KADOKAWA
発売年月日 2023/04/24
JAN 9784041130797

ミセス・ハリス、ニューヨークへ行く

¥660

商品レビュー

4.1

7件のお客様レビュー

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2024/02/01
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ミセスハリス、パリへ行くが面白かったので、続けてミセスハリス、ニューヨークへ行く、も読んでみました。 今度は、隣家に住む一家から虐待を受けている可哀想な坊やの父親を探しに、ちょうど舞い込んできた家政婦のお仕事に相乗りしてニューヨークまで行ってしまいます。 ハリスさんの人柄にみんな引き込まれてしまい、みんなが自分ごととして捉えて手助けしたくなる、素敵な夫人の話にワクワクしながら読み進めました。 パリ版でも出てきたシャシャニュ侯爵が登場し、息子から電信を受け取るところでは大笑いしてしまいました。次は国会です!

Posted by ブクログ

2024/01/21

再読。ハリスおばさんが抱える難題を「私たちの」と言ってくれた運転手さんが印象に残っていました。今読むと侯爵もでした。ハリスおばさんの人としての魅力ですね。今作はハッピーエンド!良かった!「ハリスおばさんは、こぼしたミルクをおしがって泣く人種ではなかった」。梵天丸もかくありたい。

Posted by ブクログ

2023/10/20

養子先で、ある時から母親からの養育費が送られてこなくなり、家族ぐるみで虐められる少年。 気の毒に思った隣人のハリスおばさんらが、実の父親を探しにアメリカへ密入国させる企て。 父親の正体が現実的なのが、前作のディオールのドレスの落ちの悲惨さと同様、相変わらず大人向けという感じで良...

養子先で、ある時から母親からの養育費が送られてこなくなり、家族ぐるみで虐められる少年。 気の毒に思った隣人のハリスおばさんらが、実の父親を探しにアメリカへ密入国させる企て。 父親の正体が現実的なのが、前作のディオールのドレスの落ちの悲惨さと同様、相変わらず大人向けという感じで良い。 少年は大人しくて賢い子なので、印象が薄かった。 ハリスおばさんが究極に困った時には、ディオールのドレスの神託に頼るというやり方が面白く、共感もできた。

Posted by ブクログ

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