商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | KADOKAWA |
発売年月日 | 2023/04/24 |
JAN | 9784041130797 |
- 書籍
- 文庫
ミセス・ハリス、ニューヨークへ行く
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ミセス・ハリス、ニューヨークへ行く
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商品レビュー
4
8件のお客様レビュー
ハリスおばさんはやっぱりすごいね。 少年を誘拐して密入国させるとは(笑) 働き者で倹しい身の丈にあった生活をしているハリスおばさん。仕事のあとは親友バターフィールドおばさんとお茶して1日の報告をするのが楽しみ。 そんなハリスおばさんは隣に済んでいる少年が家族にいじめられてるのを...
ハリスおばさんはやっぱりすごいね。 少年を誘拐して密入国させるとは(笑) 働き者で倹しい身の丈にあった生活をしているハリスおばさん。仕事のあとは親友バターフィールドおばさんとお茶して1日の報告をするのが楽しみ。 そんなハリスおばさんは隣に済んでいる少年が家族にいじめられてるのを知り、本当の父親を探そうとする。 この本は読んでないと思ってたけど、昔読んだ気もしてきたが、結局全く思いだせないまま新鮮にハラハラして読んだ。あまりのハリスおばちさんの暴走振りにハラハラしどうしで、私は全くバターフィールドおばさん側の人間であった事がよくわかりました。 常に「捕まっちまうよぉー」と叫んでいたことだろう。 でもハリスおばさんはいつも人に恵まれ、周りに助けられ、無謀も無茶も無知も全て解決してしまう。 それはひとえにハリスおばちゃんの魅力で、何物にも変え難い、人間に必要な要素のように思う。 おせっかいが悪いことのようにSNSに載ったりしている昨今の様子は、防犯や安全といった意味では必要だとは思う。でもこういう人間味のある人を受け入れるのも人間社会では必要に思う。 今新しく出版される意味はこれなのかなー?とも思ったりした。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ミセスハリス、パリへ行くが面白かったので、続けてミセスハリス、ニューヨークへ行く、も読んでみました。 今度は、隣家に住む一家から虐待を受けている可哀想な坊やの父親を探しに、ちょうど舞い込んできた家政婦のお仕事に相乗りしてニューヨークまで行ってしまいます。 ハリスさんの人柄にみんな引き込まれてしまい、みんなが自分ごととして捉えて手助けしたくなる、素敵な夫人の話にワクワクしながら読み進めました。 パリ版でも出てきたシャシャニュ侯爵が登場し、息子から電信を受け取るところでは大笑いしてしまいました。次は国会です!
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再読。ハリスおばさんが抱える難題を「私たちの」と言ってくれた運転手さんが印象に残っていました。今読むと侯爵もでした。ハリスおばさんの人としての魅力ですね。今作はハッピーエンド!良かった!「ハリスおばさんは、こぼしたミルクをおしがって泣く人種ではなかった」。梵天丸もかくありたい。
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