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台湾漫遊鉄道のふたり Chizuko & Chizuru's Taiwan Travelogue
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台湾漫遊鉄道のふたり Chizuko & Chizuru's Taiwan Travelogue

楊双子(著者), 三浦裕子(訳者)

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台湾漫遊鉄道のふたり Chizuko & Chizuru's Taiwan Travelogue

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 中央公論新社
発売年月日 2023/04/20
JAN 9784120056529

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台湾漫遊鉄道のふたり

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商品レビュー

4.2

51件のお客様レビュー

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2025/03/06

感動した。面白かった。 構成含めすごく練られていて、新しい読書体験だった。 読みながら「この本は翻訳小説だよな…?なのに日本人小説家視点の紀行文になっているのは何故…?実際にある歴史や事物を描いているように感じるけどノンフィクション…?」と頭の中が混乱する。だけど、それこそ...

感動した。面白かった。 構成含めすごく練られていて、新しい読書体験だった。 読みながら「この本は翻訳小説だよな…?なのに日本人小説家視点の紀行文になっているのは何故…?実際にある歴史や事物を描いているように感じるけどノンフィクション…?」と頭の中が混乱する。だけど、それこそが本作品の醍醐味であり、最後に全てすっきりする。 日本人作家である青山千鶴子が講演旅行のため台湾に招かれ、そこで台湾人通訳の王千鶴と出会う。1年間を台湾で過ごしながら、台湾の四季を感じて旅をし、未知の食文化や歴史、風景に触れる。 日本統治下の台湾について、自分は何の知識もなく小説の中で初めて知ることばかりだった。読んでいてすごく台湾に行きたくなった。台湾での鉄道旅を私も体験したい。 ただし、作品の中に出てくる鉄道や建築、自然などの風景は、ほとんどが過去に実際にあったものの今は失われてしまっているという。 本作品の主人公の青山千鶴子は、品格高尚で、善良で優しく、通訳である王千鶴を心から気にかけている。一方で、わがままで自分勝手で独善的な、自らの足で大事な人を踏みつけにしていることに気づきもしない大バカ者である。青山千鶴子のこういった欠点は、私も持っている大きな欠点だと感じ、王千鶴や美島の言葉がすごく自分に刺さって苦しかった。 この本はもっと多くの日本人に読まれて欲しいと思った。 また、この本の原作が台湾で発行され、台湾人からも高い評価を受けていることを少し意外に感じた。現代の台湾の方々がこの本を読んでどういう感想を抱いているのか、主人公の青山千鶴子に対してどんな印象を持ったか、日本人に対してどのような感情を持っているのかを知りたいと思った。

Posted by ブクログ

2025/02/24

日本統治時代に思いを馳せることができる。 当時の台湾人と日本人の壁等、教科書的な歴史事実を語った文字面だけでは表せない繊細な感覚を感じ取れる。 紹介された食べ物は今も台湾で食べる事のできるものがほとんどとのこと。 この話を参考に、グルメ旅行の行程を練るのも楽しそう。

Posted by ブクログ

2025/02/19

とても面白かった。 青山千鶴子と王千鶴の食べて食べて食べまくるお話と百合文学。 私の個人的に素好きなところは、王千鶴が食事をするシーン。今のちょっと騒ぎになっているどん兵衛のCM問題と繋がる。 そして、この小説はフィクションかノンフィクションかは全て読んでみないとわからない。 台...

とても面白かった。 青山千鶴子と王千鶴の食べて食べて食べまくるお話と百合文学。 私の個人的に素好きなところは、王千鶴が食事をするシーン。今のちょっと騒ぎになっているどん兵衛のCM問題と繋がる。 そして、この小説はフィクションかノンフィクションかは全て読んでみないとわからない。 台湾文学をもっと読みたくなった。

Posted by ブクログ