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夜空に浮かぶ欠けた月たち
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夜空に浮かぶ欠けた月たち

窪美澄(著者)

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夜空に浮かぶ欠けた月たち

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 KADOKAWA
発売年月日 2023/04/11
JAN 9784041113448

夜空に浮かぶ欠けた月たち

¥880

商品レビュー

3.9

267件のお客様レビュー

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2025/11/15

誰だって弱みを見せて良いんだよ。 そんなふうにこの小説は言ってくれている。 頑張りすぎず、気にしすぎず、気長に生きよう。 そんな今を元気づけてくれた一冊。

Posted by ブクログ

2025/11/12

いつの間にか迷い込んでしまった長いトンネルをわけのわからぬまま、もがくように、溺れるように、全力疾走をするも疲れて足が止まってしまう。 そこからメンタルクリニックに通い始めて、やがて仄かな光が見え、外に出られるようになるまでの再生の物語たち。 クリニックのカウンセラーがかける『こ...

いつの間にか迷い込んでしまった長いトンネルをわけのわからぬまま、もがくように、溺れるように、全力疾走をするも疲れて足が止まってしまう。 そこからメンタルクリニックに通い始めて、やがて仄かな光が見え、外に出られるようになるまでの再生の物語たち。 クリニックのカウンセラーがかける『ここまで来てくれてありがとう』の言葉がどこまでも温かい。 そんなクリニックのカウンセラーも、過去には、実は…。 人には得意不得意があって、その不得意がたまたま生活や仕事だっただけ。たったそれだけなのに生きづらさを感じてしまって、いつのまにかトンネルの中にいることがある。 だけど、自分にできないことは何かをちゃんと把握すること、それができなくても、"あなたは◯◯が出来る"と声をかけられる人がそばにいることが本当に素敵で偉大なことなんだなと思った。 『パイプを持つ少年』がそうで、彼はたまたま生活や仕事のあれこれが苦手なだけだった。 でもその彼は料理が得意で、イラストレーターとして活路を見出すほど絵が得意。交際している彼女はそれには敵わない。 そうやって二人で補完しあって生きていく。 とても理想的な生き方をするなぁと素直に感心したし、羨ましい限り…。 あと、自分はダメ人間だと卑下するあまりに、褒めてくれる人の心を蔑ろにしてしまうのは僕にもあることで、読んでて少し胸が痛んだ。 ダメ人間と思わないためにも、自分ができることを認識することはとても大切。 『私はこういうふうにしか生きることができなかった。』 そういった類の諦念は容易に心の堤防を越えて、生活を水浸しにしてしまう。 それでもそこから再生を図った者だけが見られる光があって、何よりその強さこそが本当の光であると私は、信じている。

Posted by ブクログ

2025/11/07

生きていくのがつらいなと少しでも感じている人に、ちょっと立ち止まってこの本を読んでみて欲しいなと思った。

Posted by ブクログ