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夜空に浮かぶ欠けた月たち の商品レビュー

3.9

267件のお客様レビュー

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  3. 3つ

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2025/11/15

誰だって弱みを見せて良いんだよ。 そんなふうにこの小説は言ってくれている。 頑張りすぎず、気にしすぎず、気長に生きよう。 そんな今を元気づけてくれた一冊。

Posted byブクログ

2025/11/12

いつの間にか迷い込んでしまった長いトンネルをわけのわからぬまま、もがくように、溺れるように、全力疾走をするも疲れて足が止まってしまう。 そこからメンタルクリニックに通い始めて、やがて仄かな光が見え、外に出られるようになるまでの再生の物語たち。 クリニックのカウンセラーがかける『こ...

いつの間にか迷い込んでしまった長いトンネルをわけのわからぬまま、もがくように、溺れるように、全力疾走をするも疲れて足が止まってしまう。 そこからメンタルクリニックに通い始めて、やがて仄かな光が見え、外に出られるようになるまでの再生の物語たち。 クリニックのカウンセラーがかける『ここまで来てくれてありがとう』の言葉がどこまでも温かい。 そんなクリニックのカウンセラーも、過去には、実は…。 人には得意不得意があって、その不得意がたまたま生活や仕事だっただけ。たったそれだけなのに生きづらさを感じてしまって、いつのまにかトンネルの中にいることがある。 だけど、自分にできないことは何かをちゃんと把握すること、それができなくても、"あなたは◯◯が出来る"と声をかけられる人がそばにいることが本当に素敵で偉大なことなんだなと思った。 『パイプを持つ少年』がそうで、彼はたまたま生活や仕事のあれこれが苦手なだけだった。 でもその彼は料理が得意で、イラストレーターとして活路を見出すほど絵が得意。交際している彼女はそれには敵わない。 そうやって二人で補完しあって生きていく。 とても理想的な生き方をするなぁと素直に感心したし、羨ましい限り…。 あと、自分はダメ人間だと卑下するあまりに、褒めてくれる人の心を蔑ろにしてしまうのは僕にもあることで、読んでて少し胸が痛んだ。 ダメ人間と思わないためにも、自分ができることを認識することはとても大切。 『私はこういうふうにしか生きることができなかった。』 そういった類の諦念は容易に心の堤防を越えて、生活を水浸しにしてしまう。 それでもそこから再生を図った者だけが見られる光があって、何よりその強さこそが本当の光であると私は、信じている。

Posted byブクログ

2025/11/07

生きていくのがつらいなと少しでも感じている人に、ちょっと立ち止まってこの本を読んでみて欲しいなと思った。

Posted byブクログ

2025/11/03

悪い意味ではなく、分かりやすい、疲れた人とそれを癒す人と場所の話。『精神科』なんて20年前なら敬遠されていただろうに、これまた悪い意味ではなく、良い世界になったもんだ。アメリカみたいになんかあればカウンセリング!みたいなのが当たり前になれば、少しずつでも疲れる人が減るのかな。 題...

悪い意味ではなく、分かりやすい、疲れた人とそれを癒す人と場所の話。『精神科』なんて20年前なら敬遠されていただろうに、これまた悪い意味ではなく、良い世界になったもんだ。アメリカみたいになんかあればカウンセリング!みたいなのが当たり前になれば、少しずつでも疲れる人が減るのかな。 題材が題材なので、しんどい話ではあるものの、着実に前を向いて歩こうとし始める短編集で良かった。

Posted byブクログ

2025/11/03

もし実在するならば、わたしもここに行きたかった。 『椎木メンタルクリニック』 とても優しい旬先生に、カウンセラーのさおりさん。 この2人の連携で心救われる方々がたくさん居るのがとても嬉しく感じます。 人は、お互いに知らないだけで何かしら辛い思いを抱えていたりするものですよね。 ...

もし実在するならば、わたしもここに行きたかった。 『椎木メンタルクリニック』 とても優しい旬先生に、カウンセラーのさおりさん。 この2人の連携で心救われる方々がたくさん居るのがとても嬉しく感じます。 人は、お互いに知らないだけで何かしら辛い思いを抱えていたりするものですよね。 こんな優しい先生とカウンセラーの方に支えていただけるのは、本当にありがたいことです。 そして旬先生もカウンセラーのさおりさんも。 自身の辛い過去があるのにああして人と向き合う仕事を選ばれたことに、物語でありながらもとても尊敬します。 わたしもそこでスタッフとして働きたいなぁ。

Posted byブクログ

2025/11/02

たまたま図書館で見つけて借りてみた本。 色んな人たちの「心の病」のお話。 自分自身も精神疾患を患い、心療内科に通う身としてなんとなく共感できる部分があった。 自分の近所にも「純喫茶・純」のような喫茶店が欲しいなと思った。心の拠り所。

Posted byブクログ

2025/10/25

自己肯定感の低い登場人物たちが出てくるので、元気な方やそういうのにエネルギー吸い取られたくない方にはおすすめしません。 体を壊してから初めて読んだ本。 あらすじを見ずに読み始めたので、まさか今の自分と重なる心理描写や背中を押してくれるフレーズが出てくると思わず動揺。そして、とき...

自己肯定感の低い登場人物たちが出てくるので、元気な方やそういうのにエネルギー吸い取られたくない方にはおすすめしません。 体を壊してから初めて読んだ本。 あらすじを見ずに読み始めたので、まさか今の自分と重なる心理描写や背中を押してくれるフレーズが出てくると思わず動揺。そして、ときどき涙・鼻水。 いいんだよ、心の赴くままに今は一日一日を過ごそう。 —————————————- 初めての窪美澄さんの作品 図書館電子書籍で読む

Posted byブクログ

2025/10/25

東京の、とある喫茶店とメンタルクリニック」。 「純喫茶・純」は、昭和のレトロな雰囲気が漂う喫茶店。 「椎木メンタルクリニック」は、医師の旬さんとカウンセラーのさおりさんが夫婦で開業している一軒家の病院だ。 様々な心の不調を抱える人々が、訪れる「純喫茶・純」と「椎木メンタルクリニッ...

東京の、とある喫茶店とメンタルクリニック」。 「純喫茶・純」は、昭和のレトロな雰囲気が漂う喫茶店。 「椎木メンタルクリニック」は、医師の旬さんとカウンセラーのさおりさんが夫婦で開業している一軒家の病院だ。 様々な心の不調を抱える人々が、訪れる「純喫茶・純」と「椎木メンタルクリニック」で癒されていく連作短編集。 全体を通して登場人物たちが精神の不調から回復していく物語で、しんどい描写はあるものの硬くなった心が少しずつほぐされるような、優しい読み心地で良かった。 読んでいて改めて、居場所や頼れる人がいること、そしてそれが複数あることが心の安定や回復には大切なのかもしれないと感じられた。 しかし今作は短編集で1つ1つの物語が短く、現実はなかなかそんなにすぐに上手く落ち着くものかな、と現実的に考えてしまうところがあった。 また自分は窪さんの作品の、読んでいて苦しくなるくらいに登場人物たちの状況や感情が自分に流れ込んでくるようなところや、その先にほんのりと希望や温かさが感じられるところが好きだと感じている。 その点今作は、自分の好みの部分はあまり目立っていなかったようにも思った。 窪さんの短編集を読むのはかなり久しぶりなので、他の短編集ではどう感じるか読んでいきたいと思った。

Posted byブクログ

2025/09/30

読めなくはないけど、内容が保健体育の授業で見せられるビデオみたいな感じだった。 「こういったことで悩んでいませんか?」「その症状…〇〇かもしれません」「適切なサポート、適切な知識で症状は改善できます」「障害と、付き合う。」みたいな話が数個入ってる。 鬱病、ADHD、睡眠障害、...

読めなくはないけど、内容が保健体育の授業で見せられるビデオみたいな感じだった。 「こういったことで悩んでいませんか?」「その症状…〇〇かもしれません」「適切なサポート、適切な知識で症状は改善できます」「障害と、付き合う。」みたいな話が数個入ってる。 鬱病、ADHD、睡眠障害、あたりでもうこの本はいいかな。となった 読み物としての面白さには欠けるけど心療内科に置くにはいい気がする あと個人的にイラストレーターの解像度が低いことが気になった。 仮にも出版関係なら依頼する時もう少し詳細言うと思う 「自由に描いてください」で描いたら「なんか違う」で戻すのは具体性なさすぎだしクライアントとして駄目すぎる、連載ならなおさら納期はタイトになるはずだし全体を通してのコンセプトとか年齢層伝えたりとかないの?とか、「イラストレーター」の認識のリアリティのなさが目について駄目だった。

Posted byブクログ

2025/09/23

心が疲れた時、そっとそばにいて、話を聞いて、受け止めてくれる場所があるって素晴らしい。 メンタルクリニックと言うと敷居が高い気がするけど、寄り添ってくれる人たちや、この本に登場するメンタルクリニックがあればいいなあと思いました。

Posted byブクログ