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レモンと殺人鬼 宝島社文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 宝島社 |
| 発売年月日 | 2023/04/06 |
| JAN | 9784299041678 |

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レモンと殺人鬼
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商品レビュー
3.3
1170件のお客様レビュー
注意
本格ミステリー好きな方は要注意です。
二転三転しすぎなのと、そのどんでん返しが意味もないまま、最後は何それという感想で終わりました。
はな
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
図書館にて。 「このミス」大賞ということでずいぶん前から読みたいと思っていたが、ようやく読むことができた。 ということで最初からハードルが上がっていたところはあるが、読んでみたらちょっと残念だった。 最初のあたりに出てくる、生命保険のくだり。 本人が知らないうちに生命保険に加入させられていたとか、保険金は2億円だったとかというエピソードが書かれていたが、そんなことができないことはちょっと調べたらわかったはずだ。 自分自身が保険の営業を仕事にしていたとしてもそんな保険契約を作ることは絶対に無理だし、家族でない人を受取人にすることもまず出来ない。 そういう保険に関しての常識が現実離れして描かれているので、そこの前提が崩れるとこの先の全ての流れの意味が変わってくる。 保険契約自体がないのだから妹が連続保険金殺人犯として糾弾されることもなかっただろうし、お姉さんがその謎を解こうとすることもなかったかもしれない。 保険の件以外でも、昔のいじめっ子の彼氏の動きも、その人に言われた通りになぜか行動する主人公も謎。 ラストの方の会話が食い違っているのもわかる感じだったし、全体的にもうちょっとだな、という感じだった。 (偉そうですみません) SFやファンタジーを描くならともかく、実際にある事象をモチーフとするならその辺の考証は正確にして欲しい。 じゃないと世界に入り込めず興ざめしてしまうし、知識のない読者がそういうものなんだと思ってしまう(この小説で言ったら、保険会社の外交員ならば赤の他人を高額の保険に本人の知らないところで加入させることができる、とかね。何回も言うけど絶対無理だから。)のも怖い。 あとがきで解説の瀧井朝世さんが書かれていた通り、文章はすごくうまいし犯人も意外な人だったので、次回作はどうぞよろしくお願いしたいと思う。
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幼少期に少年に父を殺された主人公が、さらに妹が死に、その妹の死の真相を追うサスペンス。ページを捲らせる牽引力はあり、登場人物の狂気じみた内面描写や、「いまいち信用できない語り手」的な要素もあり、効果はあると思う。 しかし、帯で煽られる「どんでん返し」に期待すると肩透かしを食う。...
幼少期に少年に父を殺された主人公が、さらに妹が死に、その妹の死の真相を追うサスペンス。ページを捲らせる牽引力はあり、登場人物の狂気じみた内面描写や、「いまいち信用できない語り手」的な要素もあり、効果はあると思う。 しかし、帯で煽られる「どんでん返し」に期待すると肩透かしを食う。騙す構成が先行し、手段が目的化している印象が強い。驚きはあるが、物語の見え方が深まる感覚や登場人物の情念に迫る描写が薄く、カタルシスに欠けた。 牽引力はあるが構成の粗さが目立ち、物語としてのどんでん返しを求める読者には物足りない。エンタメとして割り切って読むなら、という一冊だった。
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