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ゴリラ裁判の日
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ゴリラ裁判の日

須藤古都離(著者)

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ゴリラ裁判の日

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2023/03/15
JAN 9784065310090

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商品レビュー

4

237件のお客様レビュー

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2024/11/14

ローズの知能の高さなど、さすがに現実離れしたところもあるが、人間とは?動物とは?といったことまで考えさせられた。登場人物達も個性的で、最後まで飽きることがなかった。

Posted by ブクログ

2024/11/04

区別とは何処から発生するのだろう。人間の抱く自己を害される嫌悪感もどのラインから発生するのだろう。世界とは。幸福とは。言葉、文化、歴史、境界線。作品は軽やかな語り口だが問いは重い。純粋なローズの視点やスラスラとした口調から«悪意»に染まりきらぬ人間の可能性も突き合わせて来る。作品...

区別とは何処から発生するのだろう。人間の抱く自己を害される嫌悪感もどのラインから発生するのだろう。世界とは。幸福とは。言葉、文化、歴史、境界線。作品は軽やかな語り口だが問いは重い。純粋なローズの視点やスラスラとした口調から«悪意»に染まりきらぬ人間の可能性も突き合わせて来る。作品の延長線上では正義や平和、法秩序など世界情勢も踏まえた真面目な議論も展開可能。本当に物語だけでも十分魅力的で面白いが、こうした延長線へ目を転じて人間の傲慢さを戒める機会を設けるには良書だろう。エンターテイメント性もあり強い作品。

Posted by ブクログ

2024/10/22

2024-10-22 なるほど。もちろん視点が視点だから一方的な書き方だし(それが悪い訳では無い)肝心の裁判もアメリカ式のものでプレゼン勝負な部分はある。 だがやっぱりローズが魅力的。 物語は波乱万丈そのもの。ドラマチックで個性的。そしてサクサクよめる。 ルソー的な「自然」賛美が...

2024-10-22 なるほど。もちろん視点が視点だから一方的な書き方だし(それが悪い訳では無い)肝心の裁判もアメリカ式のものでプレゼン勝負な部分はある。 だがやっぱりローズが魅力的。 物語は波乱万丈そのもの。ドラマチックで個性的。そしてサクサクよめる。 ルソー的な「自然」賛美が基調だが、ダニエルとの会話でホッジス的な「自然」にも言及がある。いや、ロック的か?

Posted by ブクログ

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