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つけびの村 山口連続殺人放火事件を追う 小学館文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 小学館 |
| 発売年月日 | 2023/03/07 |
| JAN | 9784094072358 |
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つけびの村
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商品レビュー
3.3
19件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
2013年、山口県の限界集落で起きた連続殺人・放火事件を題材にしたノンフィクションです。 この本の特徴は、事件そのものよりも「噂」を軸に構成されていること。 確証のない情報がどう伝わり、人々の関係や感情をどう歪めていくのか——その過程が淡々と、しかし冷ややかに描かれています。 読み進めるうちに感じたのは、噂の怖さ。 話す側も、話される側も、どちらも傷つく。 そしてその「言葉の残り香」は、消えることなく長く残る。 SNSでの拡散やデジタルタトゥーにも通じるテーマで、 「噂」という昔ながらの人間の営みが、形を変えて現代に続いていることを実感させられました。 人間の言葉と記憶、その両方が持つ重さを静かに突きつける一冊。
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このところノンフィクションを手にとってきましたが、そのうちの一冊。コンビニもないような田舎で起きた殺人。 きをてらった展開があるわけではないですが、限界集落のどことない不気味さ(表現としてはあまりよくないですが)が伝わってきます。 人口が減る中でますますこういった集落は維持が難し...
このところノンフィクションを手にとってきましたが、そのうちの一冊。コンビニもないような田舎で起きた殺人。 きをてらった展開があるわけではないですが、限界集落のどことない不気味さ(表現としてはあまりよくないですが)が伝わってきます。 人口が減る中でますますこういった集落は維持が難しくなるでしょうし、犯人のバックボーンも経済的困窮が背景にあり、やるせなさを感じます。
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山口県の限界集落で起きた5人殺害放火事件ルポ。 タイトルにもなっている不気味な短歌が犯人宅に貼られていたり、田舎集落への陰惨なイメージから、殺害に及ぶ「相応の事情」なんかが噂されていたが実際にはどうだったのか。 蓋を開けてみればなんてない、驚愕の真相も陰惨な真実も何もない。あり...
山口県の限界集落で起きた5人殺害放火事件ルポ。 タイトルにもなっている不気味な短歌が犯人宅に貼られていたり、田舎集落への陰惨なイメージから、殺害に及ぶ「相応の事情」なんかが噂されていたが実際にはどうだったのか。 蓋を開けてみればなんてない、驚愕の真相も陰惨な真実も何もない。ありきたりな話である。 田舎集落にありがちな噂好きな風土と、精神病の妄想に狂った男がいて、事件が起きた、それだけである。 しかし、拍子抜けする話というものはえてしてこのような本には残らない。バリューが無いからである。 だからこそ、耳目を集めるような事件が起きると人は「何かある」と考える。 そんな風潮へのカウンターとして、この凡庸なオチは意味があるだろう。 本来のはnoteの連載であったが、書籍化にあたって付け足されたらしい集落の老人が言う「10年後にやっと言える真実」。 これも明かされているのだが、それはその老人が妄想する「氏神様の祟り」という戯言である。 事件は衝撃的であり、壮絶だが、解きほぐしてみると全ては凡庸でくだらない話。 しかしそんなくだらない話をあえて発信するというところに、むしろ事件ルポの目新しさがあるかもしれない。
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