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文身 祥伝社文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 祥伝社 |
発売年月日 | 2023/03/09 |
JAN | 9784396348731 |
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商品レビュー
4.2
45件のお客様レビュー
え、そっちなの?じゃなくてこっち? 結局どっち、、、?という感想。 小説に侵食される、という新体験をした気分。 もやっとしたものが残ってすっきりした読了感ではないけど、新しい楽しみ方だと思った。 作中で須賀庸一が書く私小説、菅洋市の物語は太字で登場する。その内容が果たして「最...
え、そっちなの?じゃなくてこっち? 結局どっち、、、?という感想。 小説に侵食される、という新体験をした気分。 もやっとしたものが残ってすっきりした読了感ではないけど、新しい楽しみ方だと思った。 作中で須賀庸一が書く私小説、菅洋市の物語は太字で登場する。その内容が果たして「最後の文士」と崇められるほどおもしろいかはさておき、 こてこてに叙情的で硬い文体であるのが、本文との語り口の違いがはっきりしていて、岩井圭也さんの文章を2倍楽しめた。
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※このレビューにはネタバレを含みます
己れの破滅的な生き様を文学に昇華させ、最後の文士と呼ばれた男の死。 遺稿に綴られていたのは、自殺したはずの実弟との奇妙な共謀関係だった! 果たしてこれは真実なのか? 私小説の主人公は俺やない、兄ちゃんやーー ここに書かれたことは実現しなければならないーー 好色で、酒好きで、暴力癖のある作家・須賀庸一。 業界での評判はすこぶる悪いが、それでも依頼が絶えなかったのは、 その作品がすべて〈私小説〉だと宣言されていたからだ。 他人の人生をのぞき見する興奮とゴシップ誌的な話題も手伝い、 小説は純文学と呼ばれる分野で異例の売れ方を示していた……。 ついには最後の文士と呼ばれるまでになった庸一、 しかしその執筆活動には驚くべき秘密が隠されていたーー。 真実と虚構の境界はどこに? 期待の新鋭が贈る問題長編! 最後の無頼派と呼ばれた作家の葬儀のシーンから始まる。この序幕では、娘の「明日美」目線で書かれており、まずここで娘のほうに感情移入してしまった。 物語自体は庸一が主人公であって彼の人生が書かれているが、私はどうしても彼の勝手すぎる生き方に若干嫌悪感があり、作品としては面白いものの★4とした。 庸一はもとより、詠子の選択も、子供は完全な被害者であって、巻き込むべきではない(妊娠させるべきでなかった)と思う。これがどうしても許せなく… 読んでいて面白いのだが、終始悲しさが漂い、幸福を感じることはほぼない。それでも読む手が止まらないのだから、魅力があるのかな。
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己の破滅的な生き様を私小説として発表し続けた文壇の重鎮、須賀庸一。彼の死後、絶縁状態にあった娘のもとに、庸一から原稿の入った郵便物が届く。遺稿に書かれていた驚くべき秘密―(e-honより)
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