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完全なる白銀
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完全なる白銀

岩井圭也(著者)

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完全なる白銀

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 小学館
発売年月日 2023/02/17
JAN 9784093866729

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商品レビュー

4

32件のお客様レビュー

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2025/01/21

バタバタしていて、少し久しぶりな読了。 やはり本を読む時間って大事、、、(^^) 少しずつ読み進めている岩井圭也さん 今回は雪山が舞台です 本当に毎回違うテーマで、幅広い!! 雪山を毎日見ながら暮らしてはいますが、登山は苦手、、 そんな私でも楽しめました!! ...

バタバタしていて、少し久しぶりな読了。 やはり本を読む時間って大事、、、(^^) 少しずつ読み進めている岩井圭也さん 今回は雪山が舞台です 本当に毎回違うテーマで、幅広い!! 雪山を毎日見ながら暮らしてはいますが、登山は苦手、、 そんな私でも楽しめました!! メインは3人の女性 日本人カメラマンの緑里 登山家のリタ その幼馴染のシーラ 冬季デナリの単独登頂を女性発で成功させたリタは下山の途中で行方がわからなくなる。 しかもその後、彼女を詐欺の女王と侮辱するような記事が出てしまう。 汚名を晴らすため緑里とシーラはデナリの登頂を目指す。 はたしてリタは登頂に成功したのか 登山については全くの素人ですが、一緒に登っているような臨場感を味わえました。 登山家でも登る前は気重になると書かれていて驚きました。登山家の人は登ることそのものも楽しいんだと思ってましたが、やはりしんどい、辛い、キツいは誰にとっても変わらないんですね。 なのになぜ登るのか、 その答えも載っていたように思います。 その他にも登ったり降りたりを何度も繰り返しながら登り進めていくことや、食事の取り方、テントの貼り方、登山中の排便についてなど、知らないこともたくさん載っていて面白かったです(^^) 緑里やシーラの関係の変化や成長も面白い! かなさんに教えてもらって、紙の白さも感じられました(〃ω〃) 岩井さん、次は何を読もうかなー♪

Posted by ブクログ

2025/01/19

雪山登山など想像もつかないけれど、星野道夫さんは好きでエッセイや写真は持っていたのでアラスカが舞台と聞き手にとった。 読み進めていくうちにぐんぐん引き込まれて、中盤は手に汗握りながら読むのを止めることができなかった。 なぜ登るのか、極限状態での心の動き、なくした友への思い、自分...

雪山登山など想像もつかないけれど、星野道夫さんは好きでエッセイや写真は持っていたのでアラスカが舞台と聞き手にとった。 読み進めていくうちにぐんぐん引き込まれて、中盤は手に汗握りながら読むのを止めることができなかった。 なぜ登るのか、極限状態での心の動き、なくした友への思い、自分のコンプレックス… 印象に残ったフレーズは、(正確ではないけど) 命を捨てることは簡単、 難しいのは何があっても生きようとすること。

Posted by ブクログ

2024/11/27

読書備忘録873号。 ★★★。 備忘録アップが全然出来ていない・・・。 タマには仕事が忙しくて時間がない!って言ってみたかった! 温暖化の影響で沈みゆくアラスカの小さな島サウニケ(架空の島?)。 島出身の登山家リタ・ウルラクは、数々の困難な山に冬季単独登攀することで有名になる...

読書備忘録873号。 ★★★。 備忘録アップが全然出来ていない・・・。 タマには仕事が忙しくて時間がない!って言ってみたかった! 温暖化の影響で沈みゆくアラスカの小さな島サウニケ(架空の島?)。 島出身の登山家リタ・ウルラクは、数々の困難な山に冬季単独登攀することで有名になることを目指した。 有名になれば自分の発信が世界に届くから。サウニケの現状を発信し、島をなんとか救おうとした訳です。 リタは「冬の女王」と呼ばれるようになる。 そして女性初のデナリ冬季単独登頂を目指し、山頂から「完全なる白銀」という言葉を残して遭難した・・・。 果たしてリタは本当に登頂したのか? メディアでは、リタがデナリの前に冬期単独登攀したブラックバーン山頂の写真も、山頂ではなかった!という分析がなされ、「詐称の女王」と揶揄されるようになる・・・。 主人公は2人。 学生時代に訪れたサウニケでリタと出会い、ずっとその後ろを追いかけてきた日本人カメラマン、藤谷緑里。 リタの幼馴染みで、リタを人生の師と仰ぐシーラ・エトゥアンガ。デナリ国立公園レンジャー。 彼ら2人は、リタの喪失で人生の道しるべを失い、もがき苦しんでいた。 そして、リタに対する世間の誹謗中傷にも心を痛めていた。 リタが嘘をついている訳ない!絶対にデナリに登頂したはずだ!と。 そして2人はリタの名誉回復と、リタから自立を目指して、冬のデナリ登頂に挑む!という物語です! 冬季山岳小説の"手足が凍傷になる(手に汗握るの類義語)"レベルにおいて、(故)笹本さんには到底及びませんが、それなりに山岳小説としては楽しめました! ただ、アルパインスタイルではなく、カプセルスタイル(極地法とアルパインスタイルの中間)なので若干間延びした登山になる。登ってる方からしたらほっといて!ということだと思いますが。 ※注釈!登山のスタイルについて! 極地法:数十人、数百人のシェルパを使って、ベースキャンプから徐々に高度を上げてキャンプを作っていき、最後はアタック隊の数名が山頂に登る、という方法。アタック隊は最後まで体力温存。商業登山の方法。 アルパインスタイル:自分だけの食料と必要最小限の荷物を背負い、短時間で一気に登り一気に降りてくる。天候に影響されにくい反面、技術と精神力が必須。 カプセルスタイル:ベースキャンプから徐々に高度を上げてキャンプを設営していくのは極地法と一緒だが、シェルパなどは使わない。自分たちだけで登って降りてを繰り返しながら物資を運んでいく。 登山ストーリーに、2人のギクシャクした関係性トーリーと、リタを思い出してウルウルするストーリーが組み合わされる。 見せ場はやはり最後のウエスト・バットレスという高難度の稜線。50度の壁が数百メートル続く。 ここの踏破はお見事! ただ、普通の満足度でした。 最後に気になるポイント! 厳冬期にも関わらず、緑里がグローブを外す場面がある。これは非常に危険。間違いなく凍傷で指を落とします。厳冬期登山ではグローブを外すのは厳禁です! ちゃんちゃん。

Posted by ブクログ