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どくとるマンボウ航海記 増補新版 中公文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 中央公論新社 |
発売年月日 | 2023/02/21 |
JAN | 9784122073203 |
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どくとるマンボウ航海記 増補新版
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商品レビュー
3
5件のお客様レビュー
最近時々昔のベストセラーを読んでます。 今回は昭和35年に書かれた本。 斎藤茂吉の息子、北杜夫が船医としてマグロ漁船に乗って世界を巡った航海記。 外国に行く人なんて滅多にいなかった当時はさぞ新鮮だっただろうなと思いながら読んだ。 が、正直文調が好みでなく、何で終始こんな調子なん...
最近時々昔のベストセラーを読んでます。 今回は昭和35年に書かれた本。 斎藤茂吉の息子、北杜夫が船医としてマグロ漁船に乗って世界を巡った航海記。 外国に行く人なんて滅多にいなかった当時はさぞ新鮮だっただろうなと思いながら読んだ。 が、正直文調が好みでなく、何で終始こんな調子なんだ?と思ったが、途中でユーモラスに書いてるつもりかと思い至った。 65年前のユーモアは私には通じませんでした笑
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懐かしい本が再刊されていたので久しぶりに読んでみました。 少年時代にイキがって手に取り、そのま夢中になって読み進め、ボロボロになるまで愛読した一冊です。 今で言う厨二病全開だった当時が恥ずかしくも思い出されますが、なぜか本作の内容はまったく覚えておらず、かつて何度も繰り返し読んだ...
懐かしい本が再刊されていたので久しぶりに読んでみました。 少年時代にイキがって手に取り、そのま夢中になって読み進め、ボロボロになるまで愛読した一冊です。 今で言う厨二病全開だった当時が恥ずかしくも思い出されますが、なぜか本作の内容はまったく覚えておらず、かつて何度も繰り返し読んだにもかかわらず初読であるかのように楽しく読めてしまい、うれしいやら情けないやら。 まあ得したと思っておこうかと自身を納得させています。
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自分が学生だった一昔前には「どくとるマンボウ」シリーズはかなり人気があった記憶があるが、その頃は”ユーモアもの”と聞いただけで手を出さない偏った読み手だったので、中公文庫で新版が出た今回、初めて読むことができた。 1958年の11月から翌年の4月にかけて、水産庁の調査船に船...
自分が学生だった一昔前には「どくとるマンボウ」シリーズはかなり人気があった記憶があるが、その頃は”ユーモアもの”と聞いただけで手を出さない偏った読み手だったので、中公文庫で新版が出た今回、初めて読むことができた。 1958年の11月から翌年の4月にかけて、水産庁の調査船に船医として乗り込んだ著者。当時は留学等でなければまだ海外に行くことが難しい時代だった。行程と著者が立ち寄ったところは、おおむね次のとおり。シンガポール(館山を出て12日目)ーマラッカ海峡からインド洋ー紅海ースエズー地中海ーヴェルデ岬諸島からカナリア諸島(ここが目的のマグロ漁)-リスボンーハンブルクーロッテルダムーアントワープー(ル・アーブル)パリージェノヴァ(ミラノ)ーアレキサンドリアーコロンボーそして帰国。 パリやミラノで友人と会ったりはしたが、大体は航海中の船でのあれこれ、そして入港地での多少の公式日程、飲み屋での酒や遊び。 60年以上前の本で、多少時代が違う違和感はあるものの、全体に伸びやかな文章、闊達さが伺われて気持ちよく読むことができた。
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