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朝のあかり 石垣りんエッセイ集 中公文庫
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朝のあかり 石垣りんエッセイ集 中公文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 中央公論新社
発売年月日 2023/02/21
JAN 9784122073180

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朝のあかり

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2024/11/05

「朝のあかり」石垣りん著、中公文庫、2023.02.25 318p ¥990 C1195 (2024.11.03読了)(2024.10.25借入)(2023.04.25/3刷) 「石垣りん詩集」を読んでみたのですが、詩とか短歌とか俳句は、読み手の感性が反応しないと面白くも何ともな...

「朝のあかり」石垣りん著、中公文庫、2023.02.25 318p ¥990 C1195 (2024.11.03読了)(2024.10.25借入)(2023.04.25/3刷) 「石垣りん詩集」を読んでみたのですが、詩とか短歌とか俳句は、読み手の感性が反応しないと面白くも何ともないので、感受性の鈍感な僕には苦手な分野です。 エッセイなら、読み手に分かるように表現されることが多いので、わかりやすいかなと思って、図書館で借りてきて読みました。 石垣りん(イシガキリン) 1920年東京生まれ。 詩人。高等小学校時代から詩作を始め、少女雑誌に投稿する。 小学校卒業後、十四歳で日本興業銀行に就職。 二十五歳の時に敗戦を迎え、戦後は職場の組合活動にも参加しながら詩作に集中。 38年同人誌「断層」を創刊し福田正夫に師事。 59年第一詩集『私の前にある鍋とお釜と燃える火と』刊行。 69年第二詩集『表札など』でH氏賞、 71年『石垣りん詩集』で田村俊子賞、 79年『略歴』で地球賞を受賞。 2004年没 【目次】 Ⅰ はたらく 宿借り けちん坊 朝のあかり 雨と言葉 目下工事中  ほか Ⅱ ひとりで暮らす 呑川のほとり シジミ 春の日に 電車の音 器量  ほか Ⅲ 詩を書く 立場のある詩 花よ、空を突け 持続と詩 生活の中の詩 仕事  ほか Ⅳ 齢を重ねる 終着駅 四月の合計 二月のおみくじ 椅子 私はなぜ結婚しないか  ほか 解説  梯久美子 初出一覧 ●詩による社会変革は可能か(184頁) いつか書店でパラパラと詩の本をめくっていたら、「詩による社会変革は可能か、不可能か」というアンケートの設問がとびこんできました。私はとっさに、可能でないならつまらない、とひとりで答えてしまい、ました ●わからない絵の値打ち(186頁) 著名な絵かきさんを招いてその話に耳を傾けた。席上一人の男性がたずねた。 「僕ら一流の大学を出て、知識も教養もある者が見て、わからない絵、というものの値打ち、はどういうものなんでしょう?」 「それは、絵に対する教養があなたにおありにならないのです」 答えは三岸節子さん。 ●言葉の素晴らしさ(230頁) 長いあいだ言葉の中で生きてきて、このごろ驚くのは、その素晴らしさです。これはひとつの富だと思います。人を限りないゆたかさへさそう力を持つもので、いいあんばいに言葉は、私有財産ではありません――。 ●死にそうなときの祖父との対話(245頁) 「私のところで人間をヤメにしてもいい?」 「ああいいよ。人間はそんなにしあわせなものじゃなかった」 ☆関連図書(既読) 「石垣りん詩集」石垣りん著・伊藤比呂美編、岩波文庫、2015.11.17 「forユース」齋藤孝・土井英司・河合俊雄・文月悠光著、NHK出版、2024.03.01 (「BOOK」データベースより) 自分の住むところには自分で表札を出すにかぎるー。銀行の事務員として働き、生家の家計を支えながら続けた詩作。五十歳で手に入れた川辺の1DKとひとりの時間。「表札」「私の前にある鍋とお釜と燃える火と」などの作品で知られる詩人の凛とした生き方が浮かび上がる、文庫オリジナルエッセイ集。

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2024/09/06

石垣りんさんは、名前は知っていて気になってたけど、詩の人だからあまり接点はない(詩が全くと言っていいほど俺は理解できない)かなと思ってたところにエッセイをを発見、読んだ 『私の前にある鍋とお釜と燃える火と』は詩だけど、理解できたことが嬉しかった 彼女が、地面にしっかりと自分で...

石垣りんさんは、名前は知っていて気になってたけど、詩の人だからあまり接点はない(詩が全くと言っていいほど俺は理解できない)かなと思ってたところにエッセイをを発見、読んだ 『私の前にある鍋とお釜と燃える火と』は詩だけど、理解できたことが嬉しかった 彼女が、地面にしっかりと自分で立って、ぶれながらもしっかりと生きてるのがわかるから、なんか安心する ぶれてもいいんだって それにしても政治家、経営者がいう私はぶれないという言葉の軽さよ

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2024/06/23

著者、石垣りんさん、どのような方かというと、ウィキペディアには、次のように書かれています。 ---引用開始 石垣 りん(いしがき りん、女性、1920年(大正9年)2月21日 - 2004年(平成16年)12月26日)は、日本の詩人。東京府東京市赤坂区(現在の東京都港区)生ま...

著者、石垣りんさん、どのような方かというと、ウィキペディアには、次のように書かれています。 ---引用開始 石垣 りん(いしがき りん、女性、1920年(大正9年)2月21日 - 2004年(平成16年)12月26日)は、日本の詩人。東京府東京市赤坂区(現在の東京都港区)生まれ。銀行員として働きながら、詩を次々と発表。主な詩集として、『私の前にある鍋とお釜と燃える火と』(1959年)、『表札など』(1968年)、『略歴』(1979年)、『やさしい言葉』(1984年)。代表作に「表札」。「断層」「歴程」同人。 第19回H氏賞、第12回田村俊子賞、第4回地球賞受賞。教科書に多数の作品が収録されており、また合唱曲の作詞でも知られる。 ---引用終了 で、本作の内容は、次のとおり。 ---引用開始 自分の住むところには自分で表札を出すにかぎる――。銀行の事務員として働き、生家の家計を支えながら続けた詩作。五十歳のとき手に入れた川辺の1DKとひとりの時間。「表札」「私の前にある鍋とお釜と燃える火と」などの作品で知られる詩人の凜とした生き方が浮かび上がる、文庫オリジナルエッセイ集。 ---引用終了 本書で気になった箇所は、p38~p40。 新春の仕事始めに、女性が晴着を着る時期があった、ということ。 これには驚いたが、冷静に思いを巡らせると、自分が新入社員として入社した頃、昭和61年になるが、その頃は、珍しいことではなかったのかな、とも思う。 自分は営業所に配されていたので、女性は事務職が一人いるだけで、仕事始めに晴着を着るということはなかったが、本社では、あるいは着ていたのかもしれない。

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