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君たちのための自由論 ゲリラ的な学びのすすめ 中公新書ラクレ787
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 中央公論新社 |
| 発売年月日 | 2023/02/08 |
| JAN | 9784121507877 |
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君たちのための自由論
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商品レビュー
3.8
22件のお客様レビュー
過去の内田本で何度も展開されてきた、教育に関する内田節が炸裂している。 『人文学のめざす目標のひとつは「より複雑な人間になること」ではないかと僕は思っています。ひとつの事象をながめる時に、複数の視点に立つことができる力を養う。複数の文脈のうちに置いて、別の側面を見ることができる...
過去の内田本で何度も展開されてきた、教育に関する内田節が炸裂している。 『人文学のめざす目標のひとつは「より複雑な人間になること」ではないかと僕は思っています。ひとつの事象をながめる時に、複数の視点に立つことができる力を養う。複数の文脈のうちに置いて、別の側面を見ることができる「複雑な人」になることを目標に掲げてよいと思います。でも、そういう言葉づかいで人文学の意義を語る人って、あまりいません。』 かつてよく使われていた「学際的」とか「複眼的」という言葉の代わりに「深掘り」がよく聞かれるようになり、「狭くて深い知」こそ良いというような価値観が一般的になったという。 僕も教養課程の縮小とか実学化とかいう流れはなんだか「セコイ」なと感じていたので、それをキレイに言語化してくれた感がある。 他には、 『オンライン授業の問題は、それが本質的にオンデマンド(on demand =要求に基づいて)だということですよね。アカデミアとは本来、学生たちがふらふらできる場所でなければならないと思うんです。キャンパスをふらふらしてるうちに、もののはずみで(by accident)「そんな学問がこの世に存在するとは知らなかった分野」に出会い、もののはずみで取る気のなかった科目を履修し、図らずも学ぶ気がなかったことを学んでしまった。そういうことが大学では実によく起こる。その偶然性がアカデミアの豊饒性と開放性を担保していたと思うんです。』 コロナ禍で授業のオンライン化が始まり、そこに一定の効果や達成を見るものの、対面での授業は必要だと考える、そのひとつの根拠。他の本で書いていたと思うけど、学びというものの本質が、(シラバスに代表される)あらかじめ予定していた知識のインプットだけにとどまらず、むしろ、学ぶ前にはその素晴らしさを理解できず、その素晴らしさを語る語彙すら持たなかった物事について、理由も分からないままに惹きつけられる、そんな体験にこそあるという。このような視点を持てるのも、学際的な感覚によるものだろう。 アメリカの国民がなぜトランプを支持するのか、日本のニュースだけ見ていても分からないが、彼らには彼らなりの論理的整合性や価値観がある。そのことも、学際的に、複眼的に解説してくれる。 これからを生きる若者たちは、アメリカの、イスラエルの、アラブ諸国やロシアの論理や価値観を複眼的に捉えて、自らの振る舞いを選択しなければならないのだから。 未来の人たちがこの2020年代を歴史として学ぶ時「バカなことしてるなあ」「もっと複眼的に考えなきゃ」と笑ってくれればいいと思う。 メモ 『これは数学者のポアンカレが言っていることなんですけれど、「知性の働きは違うところにあるものが実は同じものだと気づくことにある」そうです。そして、両者の距離が離れているほどその発見は生産的なものになる。「あれって、これじゃん」という気づきのことですね。』
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再読。前に読んだときのおぼろな記憶も、kindle版の方のブクログに書いておいた。改めて、今回よんで印象に残った部分。 日本人には、だらだらが足りない とか 日本人は過緊張とか、耳が痛い話も多々ある一方で、少し肩の力を抜いても大丈夫と感じられるところもあった。 読み終え...
再読。前に読んだときのおぼろな記憶も、kindle版の方のブクログに書いておいた。改めて、今回よんで印象に残った部分。 日本人には、だらだらが足りない とか 日本人は過緊張とか、耳が痛い話も多々ある一方で、少し肩の力を抜いても大丈夫と感じられるところもあった。 読み終えて、この話はこうだった、というようなまとめはできないんだけど、ぱらぱら見返すと、あぁこの話、あったな、なんて楽しく振り返ることができる。 またいずれ、読み返してみようと思った。
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一万円選書で送られてきた一冊。 内田樹とサコさんの対談形式で進んでいく。 大学の教育現場にいる2人によるトークはとても面白かったし、そもそもマリ共和国出身のサコさんがどのようにして日本にたどり着いたのか経歴が面白かった。 もっと日本人はダラダラしても良い、という言葉が良かった。周...
一万円選書で送られてきた一冊。 内田樹とサコさんの対談形式で進んでいく。 大学の教育現場にいる2人によるトークはとても面白かったし、そもそもマリ共和国出身のサコさんがどのようにして日本にたどり着いたのか経歴が面白かった。 もっと日本人はダラダラしても良い、という言葉が良かった。周りの評価が重要な日本ではもっと自由にしていこというメッセージを感じた。 また日本国民がちゃんと政治について興味を持って声を上げていかないと行けないということや 民主主義なのに監視し合うような日本社会はどちらかというと共産主義寄りということが頷けた。 内田樹は大学受験の塾で小論文のためによく読んでいたので懐かしい気持ちになった。 他の感想でも一万円選書で送られてきた〜という内容を読んでいると日々肩身狭く感じてしまっている人に向けて選ばれている本なのかなと思った。
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