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キュリー夫人と娘たち 二十世紀を切り開いた母娘
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 中央公論新社 |
発売年月日 | 2023/01/18 |
JAN | 9784120056253 |
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キュリー夫人と娘たち
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キュリー夫人、娘イレーヌ、エーヴの生涯を追う。キュリー夫人はいうにおよばず、長女イレーヌも科学の道に進み夫と共にノーベル賞を受賞し、二女は母の伝記を書いた。とだけ知ってはいたが、著者モンテイユ氏は特に、女性科学者の茨の道、という視点で書く。 キュリー夫人は子供向け伝記を小学生の...
キュリー夫人、娘イレーヌ、エーヴの生涯を追う。キュリー夫人はいうにおよばず、長女イレーヌも科学の道に進み夫と共にノーベル賞を受賞し、二女は母の伝記を書いた。とだけ知ってはいたが、著者モンテイユ氏は特に、女性科学者の茨の道、という視点で書く。 キュリー夫人は子供向け伝記を小学生の頃読んだが、確かに学問を続ける苦労は描かれていたが、女性ゆえのというのはあまり覚えていない。が、これを読むと、母娘イレーヌともども1800年代末から1900年代、男性ばかりの学問の世界で、ほんとうにがんばったんだなあ、というのが伝わってきた。また母娘ともに、その生きた時代から戦争の影響が生活を覆っていた、と感じた。 キュリー夫人はやはり小さい頃のロシア占領下での生活、そして娘二人は第二次世界大戦の影響。姉イレーヌは夫とともに共産主義に未来を見出すが、二女エーブはそうではなく連合側や自由フランスの活動をする。が二人ともフランスの開放をめざした点では同じなのだ。 また次女エーブはどうして母の伝記を書いたのかなあ、とずっと思っていたが、母の死後3年で出版されたのは、アメリカの出版社から、今あなたが確かな伝記を記さないと、多くの人が推測を交えたまちがった伝記がたくさん出版されるでしょう、と言われたからとあった。そしてその後キュリー夫人の伝記本はたくさん出版されるが、元になっているのはエーブの書いた「キュリー夫人」だというのを読んだことがある。 しかし、この訳文、とってもとってもよみずらかった。伝記なので全てわかっていることを書いている、と思うのだが、途中で『〇〇することになるだろう』と、未来形が入るのだ。原文がきっとそうなのだろうが、なんとも読んでて不安定な気分になった。 ・マリー・キュリー 1867.11.7~1934.7.4(66才) ・ピエール・キュリー 1859.5.15~1906.4.16(46才) ・イレーヌ・ジョリオ=キュリー 1897.9.12~1956.3.17(58才) ・エーヴ・キュリー 1904.12.6~2007.10.22(102才) 1937キュリー夫人伝発行 キュリー夫妻 1903ノーベル物理学賞、ベクレルと共に(アンリ・ベクレル教授が発見した放射現象に対する共同研究において、特筆すべきたぐいまれな功績をあげたこと) マリー 1911ノーベル化学賞(ポロニウム1898.7とラジウム1898.12の発見とラジウムの性質およびその化合物の研究) イレーヌ夫妻 1935ノーベル化学賞(夫フレデリックとともに)人工放射能の発見により 著者:クロディーヌ・モンテイユ 1949年パリ生まれ 2021発表 2023.1.25初版 図書館
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洋書は時に非常に読みにくい。この本はまさにそれだった。ただ、子供の頃読んだ偉人伝のキュリー夫人よりも踏み込んだ内容で、知識は深まった。ほぼ斜め読み、最後まで読破ならず。
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子どもの頃読んだキュリー夫人の伝記。 彼女と2人の娘を軸にキュリー一族の歴史が語られ、大変興味深い本でした。 しかし、忠実な翻訳ということで、正直非常に読みにくい日本語であったというのが率直な感想です。
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