- 中古
- 書籍
- 書籍
測度の考え方 測り測られることの数学 知の扉シリーズ
定価 ¥2,420
1,925円 定価より495円(20%)おトク
獲得ポイント17P
在庫なし
発送時期 1~5日以内に発送
商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 技術評論社 |
発売年月日 | 2023/01/10 |
JAN | 9784297132439 |
- 書籍
- 書籍
測度の考え方 測り測られることの数学
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
オンラインストア上の価格と店頭価格は異なります
お電話やお問い合わせフォームでの在庫確認、お客様宅への発送やお取り置き・お取り寄せは行っておりません
測度の考え方 測り測られることの数学
¥1,925
在庫なし
商品レビュー
5
1件のお客様レビュー
数学でいろいろな概念を定義するとき,そのように定義すると,実世界のどういうことを記述するのに便利だとかといった設計思想を,その数式の気持ちと言ったりするが,測度の定義の気持ちを丁寧に書いた本である. 4章から測度の定義に入るのだが,他の教科書では,長さとかの話なのに,いきなり被覆...
数学でいろいろな概念を定義するとき,そのように定義すると,実世界のどういうことを記述するのに便利だとかといった設計思想を,その数式の気持ちと言ったりするが,測度の定義の気持ちを丁寧に書いた本である. 4章から測度の定義に入るのだが,他の教科書では,長さとかの話なのに,いきなり被覆で覆うとかいう定義がでてくる.そして,被覆で覆うことの便利さとかが分からないまま,その定義が使われた概念が次々と出てくることになる.そのまま引きずられてゆき,やめてあげてもうその人のHPは0よとなってしまう. それに対して,本書では,被覆で覆う必要性があるような対象を提示し,そういった対象を便利に測るにはどういうことが必要かが先に示される.その上で,そうした場合でも破綻しないような定義の設計思想,すなわち気持ちと合わせて定義が示されているので,引きずられずに済む. 本書で測度の気持ちが分かってから,他のより幅広い話題を扱った測度論の教科書を見れば,それらより高度な定義の気持ちも分かりやすくなるものと思う.
Posted by