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花は愛しき死者たちのために 罪人のメルヘン 集英社オレンジ文庫
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花は愛しき死者たちのために 罪人のメルヘン 集英社オレンジ文庫

柳井はづき(著者)

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花は愛しき死者たちのために 罪人のメルヘン 集英社オレンジ文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 集英社
発売年月日 2023/01/20
JAN 9784086804875

花は愛しき死者たちのために 罪人のメルヘン

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商品レビュー

4

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2023/02/05
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※このレビューにはネタバレを含みます

ダークメルヘン再び。 今回もエリスは様々な人を魅了していく。 性別も年齢も問うことなく。 そして、魅了された者たちの最後は全て…… 粗筋にあった話以外は、前作の後日談と「カロン」についての物語と作品世界の掘り下げ話となっている。 粗筋にあった話も後日談といえば後日談だけれども、ちょっと他の話2つが性質が違うというか。 特に「カロン」の物語は奥深かった。 伏線は前の話から用意されているので、その違和感に気付けると「おお!?」となるかも。 この作品、時間軸順に各話が配置されている訳ではないので、下手すると時間軸が大幅に前後するので注意が必要。 でないと、ミスリードに引っかかる。 ポイントは没個性の「カロン」唯一の印象的な部分を覚えておくこと。 それにしても、「カロン」の話を読んでいて思ったのは、本当の狂人は内部から狂うってこと。 外側から見て何の異常がなくても、とっくに壊れている。 それを気付かせないところが、怖い。

Posted by ブクログ

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