商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 集英社 |
発売年月日 | 2023/01/20 |
JAN | 9784086804875 |
- 書籍
- 文庫
花は愛しき死者たちのために 罪人のメルヘン
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花は愛しき死者たちのために 罪人のメルヘン
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商品レビュー
4
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- ネタバレ
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ダークメルヘン再び。 今回もエリスは様々な人を魅了していく。 性別も年齢も問うことなく。 そして、魅了された者たちの最後は全て…… 粗筋にあった話以外は、前作の後日談と「カロン」についての物語と作品世界の掘り下げ話となっている。 粗筋にあった話も後日談といえば後日談だけれども、ちょっと他の話2つが性質が違うというか。 特に「カロン」の物語は奥深かった。 伏線は前の話から用意されているので、その違和感に気付けると「おお!?」となるかも。 この作品、時間軸順に各話が配置されている訳ではないので、下手すると時間軸が大幅に前後するので注意が必要。 でないと、ミスリードに引っかかる。 ポイントは没個性の「カロン」唯一の印象的な部分を覚えておくこと。 それにしても、「カロン」の話を読んでいて思ったのは、本当の狂人は内部から狂うってこと。 外側から見て何の異常がなくても、とっくに壊れている。 それを気付かせないところが、怖い。
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