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祖国地球 新装版 人類はどこへ向かうのか 叢書・ウニベルシタス422
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祖国地球 新装版 人類はどこへ向かうのか 叢書・ウニベルシタス422

エドガール・モラン(著者), アンヌ・ブリジット・ケルン(著者), 菊地昌実(訳者)

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祖国地球 新装版 人類はどこへ向かうのか 叢書・ウニベルシタス422

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 法政大学出版局
発売年月日 2022/12/26
JAN 9784588140723

祖国地球 新装版

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商品レビュー

4

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2025/11/28

自分とは違う、異質なものへの敵意を克服し、地球意識を持つこと。 ここで予言されていることの多くが現実のものとして顕在化している現在、これからの世界を考えさせられる一冊。特に民族主義が諸悪の根源では思う。私たちはそれを克服できるのだろうか…。

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2023/01/11

人間は有機体。自然と切れることはない。 生活水準の向上が生活の質の低下につながりかねない。コミニュケーション手段の発達は、コミニケーション能力の低下に繋がる。個人関係の希薄化は、不確実性を引き受ける能力の欠如。 機械的な発達に抵抗する。減速を準備する。 ダモクレスの剣:豊かな暮ら...

人間は有機体。自然と切れることはない。 生活水準の向上が生活の質の低下につながりかねない。コミニュケーション手段の発達は、コミニケーション能力の低下に繋がる。個人関係の希薄化は、不確実性を引き受ける能力の欠如。 機械的な発達に抵抗する。減速を準備する。 ダモクレスの剣:豊かな暮らしの中にも危険が迫っている。 よりよく生きる=超発展。 現実(状況・日・出来事)が何を意味するかは、解釈の問題。あらゆる認識が知覚も含めて再構成にある。偽りの合理性に抵抗する。思考の再考。

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2023/01/07

1993年の本だけれども、今日の諸問題が網羅されていると「趣味どきっ!」で勧められていたところから手にとった。なかなか読み進めにくいが、たしかに新鮮な感覚もある興味深い内容だった。 このあたりをふと読み返したくなったので、本棚を眺めなければ。 森本あんり『現代に語りかけるキリス...

1993年の本だけれども、今日の諸問題が網羅されていると「趣味どきっ!」で勧められていたところから手にとった。なかなか読み進めにくいが、たしかに新鮮な感覚もある興味深い内容だった。 このあたりをふと読み返したくなったので、本棚を眺めなければ。 森本あんり『現代に語りかけるキリスト教』 三田一郎『科学者はなぜ神を信じるのか』 ==== 「人間というスーパー生物は生命の新しい領域を創造した。精神の生命、神話の生命、思想の生命、意識の生命だ。こうして言語、感ねん、思想に依存して、新しい生命の形式を産み出し、精神と意識を育てることによって、人間は生物と動物の世界に対して次第によそ者になっていった。人間は、一方では生物学的、物質的、宇宙的自然に完全に所属していながら、もう一方では文化に、つまり言葉、神話、観念、理性、意識の世界に完全に所属している。したがって、人間は自分を地上に根づかせ、宇宙に組み入れているアイデンティティに基づき、またそのアイデンティティを超えて、宗教、民族集団、文化、宗教、社会、国家にかかわる、いわゆる人間的なアイデンティティを作り上げた」(p.52) 「科学は謎を解く力をもっているのに、自分自身の進む先については無知であり、聖書の知恵の樹のように、善悪の両方を含んだ実を結ぶ。技術は、文明を発展させたと同時に、匿名で陰険な新しい野蛮をもたらした。理性という言葉は、批判的合理性を意味するだけでなく、具体的存在、現実の複雑性が見えない合理化の論理の錯乱も意味する。私たちが文明の発達と考えていたものは、実は野蛮の発達でもある」(p.96)

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