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一人称単数 文春文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
| 発売年月日 | 2023/02/07 |
| JAN | 9784167919948 |
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一人称単数
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商品レビュー
3.5
223件のお客様レビュー
8作からなる短編小説集、とあったから小説だと思って読み始めたけど、「ヤクルト・スワローズ詩集」から、これは村上春樹さん自身の話?と思ってしまった。村上春樹さん自身の話かもしれないと思うとそう読めてしまうから不思議です。 読みやすかったけど、相変わらず村上春樹ワールドでした。
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最後の表題作「一人称単数」のパンチがすごかった。やはり村上春樹は「他者」の描き方がすぐれている。まったくの部外者でなく、逆に全くの身内でない他者。心当たりはないのに、邪顕に出来ない。それでいて自分に意味を持つ他者。 同じことは「クリーム」にもいえる。ピアノの演奏会に招いた女の子...
最後の表題作「一人称単数」のパンチがすごかった。やはり村上春樹は「他者」の描き方がすぐれている。まったくの部外者でなく、逆に全くの身内でない他者。心当たりはないのに、邪顕に出来ない。それでいて自分に意味を持つ他者。 同じことは「クリーム」にもいえる。ピアノの演奏会に招いた女の子。公園でまっすぐに告げるおじいさん。他者。 「石のまくらに」。なぜ、まくらが漢字ではなく、ひらがななの?短歌の中の言葉だから?五感と語感? 「品川猿の告白」。この本全体に回想、記憶がテーマ。猿に背中を流してもらい、猿とサシでビールを飲む。昔話のような雰囲気。なにがおきても受け入れられる。我慢できない猿。名前を盗む。7人+1名?また、品川に戻っている?暴力的な手段(力尽くで放逐)で群馬に?犯罪矯正への寓意?
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どこまでも不思議な迷路の森に迷い込んだような感覚で読み進めた。村上春樹氏の世界は、良く分からないからこそ気になってしまう、強く引っ張られてる感じはしないのに、自然と誘い込まれる感じ。「謝肉祭(Carnaval)」が一番好きだった。F*と言う女性の、外見や知性、そしてそれらを凌駕す...
どこまでも不思議な迷路の森に迷い込んだような感覚で読み進めた。村上春樹氏の世界は、良く分からないからこそ気になってしまう、強く引っ張られてる感じはしないのに、自然と誘い込まれる感じ。「謝肉祭(Carnaval)」が一番好きだった。F*と言う女性の、外見や知性、そしてそれらを凌駕する、言葉にならない魅力に惹かれた。
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