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- 1225-01-07
一人称単数 文春文庫
792円
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
| 発売年月日 | 2023/02/07 |
| JAN | 9784167919948 |
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一人称単数
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商品レビュー
3.5
226件のお客様レビュー
「夏帆」を読む前に軽くウオーミングアップと思って、2020年に出版された村上春期の短編集。最近は長編が好みだが、昔は春期といえば短編のほうが出来が良かった。そんな昔を思わせる、味わい深い短編集。いずれ劣らぬ佳作だが、自作の架空アルバムと不思議な夢を描いた「チャーリー・パーカー・プ...
「夏帆」を読む前に軽くウオーミングアップと思って、2020年に出版された村上春期の短編集。最近は長編が好みだが、昔は春期といえば短編のほうが出来が良かった。そんな昔を思わせる、味わい深い短編集。いずれ劣らぬ佳作だが、自作の架空アルバムと不思議な夢を描いた「チャーリー・パーカー・プレイズ・ボサノヴァ」、古びた温泉宿で働き、女性の名前を盗む不思議な猿との邂逅を描いた「品川猿の告白」は特に秀逸。
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短編集だと知らずに読み始めた。村上春樹自身の目線や、別の主人公の物語の話もあったが、それぞれの話はなんだか読んでいて不思議な体験だった。 「石のまくらに」と「ウィズ・ザ・ビートルズ」が良かったです。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
「ヤクルト・スワローズ詩集」にはスポーツ観戦、いや応援しているチームが負けることへの心得が書かれていた、気がする 「言い換えれば「今日もまた負けた」という世界のあり方に、自分の身体を徐々に慣らしていったわけだ。潜水夫が時間をかけて注意深く、水圧に身体を慣らしていくみたいに。そう、人生は勝つことより、負けることの方が数多いのだ。そして人生の本当の知恵は「どのように相手に勝つか」よりはむしろ、「どのようにうまく負けるか」というところから育っていく。」 「もちろん負けるよりは勝っていた方がずっといい。当たり前の話だ。でも試合の勝ち負けによって、時間の価値や重みが違ってくるわけではない。時間はあくまで同じ時間だ。一分は一分であり、一時間は一時間だ。僕らはなんといっても、それを大事に扱わなくてはならない。時間とうまく折り合いをつけ、できるだけ素敵な記憶をあとに残すことーそれが何より重要になる。」
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