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人はなぜ物を欲しがるのか 私たちを支配する「所有」という概念
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 白揚社 |
発売年月日 | 2022/12/14 |
JAN | 9784826902441 |
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人はなぜ物を欲しがるのか
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商品レビュー
4.5
5件のお客様レビュー
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モノの所有に関する人間的心理について、さまざまな角度で研究結果を踏まえて説明されている。全てを通してみると、人を物の所有に駆り立てる原因は全て関連しあっているということがわかる。 所有欲は他者よりも優位に立ちたいという顕示欲や競争欲が発端。これを基盤に社会が発展したことにより、所有の数で豊かさを図ったり、所有するものによって人を判断したりする社会が広がった。 人は他者との比較でしか自己を認知できない。モノによる比較がある社会では、他者との比較は所有欲を駆り立てる。 そして人間は、自身の所有物に対して自己のアイデンティティとして情緒的愛着を持つ。所有物も含めての自己であるという認識を持ち、モノと自分のアイデンティティを深く結びつけてしまうのだ。 アイデンティティを強めるモノを通して、社会に自分を発信する。しかしこれも結局、社会においては自己と他者との比較・競争につながる。 SNSによって自分よりも優れた(ように見える)人の投稿に不安を煽られたり、広告によって、理想の自己像を押し付けられ、消費を促進させられるなど。 所有欲を断ち切ることは人間の根本的欲求と結びついており、とても難しい。しかしその欲求が向かう先は終わりのない、果てしない競争。満足したと思っても飽き足らず、すぐに新しいモノが欲しくなる。それが人間の性、というのが恐ろしい。 けれど、本書のように生物学的、行動経済学的視点から所有欲の源を知ることで、自分の欲と向き合い、打ち勝ち、より有意義な人生の使い方に目を向けるべきなんじゃないだろうか。社会的にも、変革の時が来ていると思いたい。 すでに自分が持っているものに目を向けて、自分にとって本当に必要なことはなんなのかと、まずは考えるところから始めたい。 消費・所有を促し続ける社会が向かう先はどこなのか。誰も幸せにしないような方向へ進むのはやめるべきだろう。
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人はなぜ物を欲しがるのか:私たちを支配する「所有」という概念。ブルース・フッド先生の著書。所有欲や支配欲から解放されれば人生をきっと楽になる。多くの人が所有欲や支配欲から解放されれば社会はずっとよくなる。人間同士のいざこややいがみ合いも人間関係トラブルも所有欲や支配欲からくるもの...
人はなぜ物を欲しがるのか:私たちを支配する「所有」という概念。ブルース・フッド先生の著書。所有欲や支配欲から解放されれば人生をきっと楽になる。多くの人が所有欲や支配欲から解放されれば社会はずっとよくなる。人間同士のいざこややいがみ合いも人間関係トラブルも所有欲や支配欲からくるものが多い。国同士のいざこややいがみ合いもトラブルも所有欲や支配欲からくるものが多い。所有欲や支配欲をなくすための薬や脳外科手術が完成すれば多くの人が幸せになれるのかもと妄想してしまう。
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「私たちは、所有という悪魔に取り憑かれている」 「どうしたらもっと獲得できるかではなく、どうしたらいま手にしているもので幸せになれるか」 「必要なのはもっと多くのモノではなく、いま手にしているものの価値にきづけるだけの十分な時間」 所有について心理学や法学、歴史学、社会学、行動経済学、しんか生物学、文化人類学、哲学などなど 様々な幅広い分野で検討される 様々な例が載っていてわかりやすいけれども、なかなかな量、、、(^-^; 「所有の追求が幸福に結びつかない」 全ては”足るを知る”という事が、自分にも地球にも優しいと言う事なのかも知れない 今こそ1人1人が考えなくてはならない局面に来ているのだと思う
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