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花びらとその他の不穏な物語
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花びらとその他の不穏な物語

グアダルーペ・ネッテル(著者), 宇野和美(訳者)

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花びらとその他の不穏な物語

定価 ¥2,200

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 現代書館
発売年月日 2022/12/07
JAN 9784768459317

花びらとその他の不穏な物語

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商品レビュー

4

8件のお客様レビュー

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2024/08/20

初めてメキシコ圏の本を読んだ。短編集のひとつひとつのテーマ自体そんなことある?ってくらい奇抜で新鮮で面白かった。あとがきで訳者の方が載せてくれていたネッテルの言葉で全てに納得した。

Posted by ブクログ

2024/01/06

文学ラジオ第105回紹介本 https://open.spotify.com/episode/3x0g0esPOrftzthFfdNi2O?si=ef562801234e46c3 個人的にはネッテルを最初に読むなら「赤い魚の夫婦」のほうがよいかと思う。 ただ「赤い魚の夫婦」に出...

文学ラジオ第105回紹介本 https://open.spotify.com/episode/3x0g0esPOrftzthFfdNi2O?si=ef562801234e46c3 個人的にはネッテルを最初に読むなら「赤い魚の夫婦」のほうがよいかと思う。 ただ「赤い魚の夫婦」に出てきた「菌類」のような話が好きな人は、この短編集はすごく楽しめると思う。どれも短いのですぐに小説の世界にトリップできるのでオススメ。

Posted by ブクログ

2023/07/27

メキシコ文学である。 ガルシア・マルケスが最も親しみを覚えているが・・じっくり読めるほどに、馴染めていない。 盧っている6編は10分余りで読めるものばかりだが、読みこなせていない、不消化感が大きい。 奇妙というより、登場人物や設定に共感を覚えず、なじみのない生活感が大きく私をブ...

メキシコ文学である。 ガルシア・マルケスが最も親しみを覚えているが・・じっくり読めるほどに、馴染めていない。 盧っている6編は10分余りで読めるものばかりだが、読みこなせていない、不消化感が大きい。 奇妙というより、登場人物や設定に共感を覚えず、なじみのない生活感が大きく私をブロックしている。 「盆栽」が一番、印象的だった。なんと、登場する園丁の名はムラカミ。して、舞台は東京。 村上春樹の長編を読み終えた直後がこの本だったので、何か親身な距離感を覚えた。 ネッテルの専らの手法は一人称。有機体のごとく、シュルシュルとその人物の心に潜入し、彼彼女の社会的枠を取っ払ってむき出しに料理する。 健康と非健康、富裕と貧困、依存と自立、健全と精神疾患の垣根を取っ払って「真の姿」に人間のありのままを問うている感じ。

Posted by ブクログ