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戦争と平和 ある観察 増補新装版
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 人文書院 |
発売年月日 | 2022/12/01 |
JAN | 9784409340622 |
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戦争と平和 ある観察 増補新装版
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商品レビュー
3.7
4件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
それよりも大人がどういうふうにみえたか、あるいは自分のまわりで戦死者がでているはずですから、そのときどう感じたか。周りの大人はどう反応したか。彼ら自身の戦争体験をきくならば、学校の先生は学年によってかわっていくわけですが、先生がどういうことを教えたか。それから先生自身が、戦争で戦傷を負ってかえってきたりすることもありましたが、それからどういうふうに変わったのか、周りのことを聞いた方が話しやすいと思います。 ~略~ それから戦勝のとき、周りがどうだったかを聞かれるのもよいですね。1942年(昭和17年)6月、日本の海軍は決定的な敗戦を喫します。けれどもその時いっぱいというのはぎりぎりもちこたえているというかんじであり、43年というのは中だるみの時期、44年にはいよいよ敗戦濃くなってきました。転帰であるサイパンを失うという44年6月、そのときそれをどう体験したのか。もし聞かれたらたぶん内容のある答えがかえってくると思います。もちろん聞く側もそのころの歴史を頭においておかれる必要があります。(p73、戦争と個人史)
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太平洋戦争を経験した筆者が、戦争と社会の観察を冷静な分析で記す。それらはきな臭くなった現代にもほとんどそのまま当てはまり、必要なところを引用しようと思ったら本文すべてになってしまいそうだ。本書の大きな主張の一つに、戦争は体験世代が引退したら再発する、というのがあり、それが戦争体験...
太平洋戦争を経験した筆者が、戦争と社会の観察を冷静な分析で記す。それらはきな臭くなった現代にもほとんどそのまま当てはまり、必要なところを引用しようと思ったら本文すべてになってしまいそうだ。本書の大きな主張の一つに、戦争は体験世代が引退したら再発する、というのがあり、それが戦争体験者である筆者に筆をとらせている。 本書は「観察」であり「提言」や「行動」ではないのだが、現代の社会情勢を理解するには必読だ。 阪神淡路大震災での筆者の体験、それと関連しての関東大震災や東北大震災についても多くのページがさかれている。
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冷静な戦争と平和に対する考察。戦時中、子供であったのにも関わらず、客観的に色々な事象を読み解き、そして震災に関しての記述。「私の基礎には、戦争と異戦後民主主義の体験があり、そして憲法がある」との文が全てを表している。
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