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ネット興亡記(1) 開拓者たち 日経ビジネス人文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 日経BP/日経BPマーケティン |
発売年月日 | 2022/12/02 |
JAN | 9784296116133 |
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ネット興亡記(1)
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ネット興亡記(1)
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商品レビュー
4.3
3件のお客様レビュー
20世紀終盤からネット業界の片隅で糊口を凌いでいる身としては大変面白く読めた。日本のインターネット黎明期から始まって今や大企業になったようなスーパーヒーローたちが綿密な取材に基づいて紹介されている。サイバーエージェントとはほとんど関わらずに生きてきたのでいまだになんの会社かわかっ...
20世紀終盤からネット業界の片隅で糊口を凌いでいる身としては大変面白く読めた。日本のインターネット黎明期から始まって今や大企業になったようなスーパーヒーローたちが綿密な取材に基づいて紹介されている。サイバーエージェントとはほとんど関わらずに生きてきたのでいまだになんの会社かわかってないけど、藤田晋が主人公の1章から面白くて引き込まれた。あ、ちゃんとした本だなと。2章のインターネットを日本にもたらしたIIJ鈴木の話はマジで胸熱!3章のiモード戦記は我々を熱狂させたiモードの誕生秘話がとてもおもしろかったし、4章のヤフー、5章の楽天、6章のアマゾン、と全く飽きさせない。7章のライブドア/堀江貴文についてもスキャンダラスな内容だけに終始することなく描かれていて良かった。2冊目も楽しみ。ってかこの作家はよくこんな多彩な面々から話を聞いてると思うし(まあ天下の日経新聞の記者だという立場はあるけども)、ちゃんと業界に身を置いて時間をかけて取材しているだろうことが想像できて、それが凄いよ。ちなみに登場人物で好きなのはライブドアの宮内で高卒だからw
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いまや日本のIT業界ひいては産業界を牽引する、血気盛んだったかつての若者たちの物語。同時代を生きた者(登場人物の方々と比べると恥ずかしながら単に「生きた」だけだが)として臨場感と緊迫感を持って読むことが出来た。これは杉本氏の取材力と筆力によるところが大きいだろう。こうして読むと、...
いまや日本のIT業界ひいては産業界を牽引する、血気盛んだったかつての若者たちの物語。同時代を生きた者(登場人物の方々と比べると恥ずかしながら単に「生きた」だけだが)として臨場感と緊迫感を持って読むことが出来た。これは杉本氏の取材力と筆力によるところが大きいだろう。こうして読むと、海外のGAFAに対して起業家たちの熱量は決して負けていないのに当時の政財界のご意見番や重鎮たちのメンター力や如何に。本書内で登場する幾人かの「良識ある大人」がもう少し居れば「失われた30年」はもう少し変わっていたのかもしれない。日々綱渡りの意思決定と交渉を行い、日々鬼気迫る勢いで働く。いまのインターネット含むスタートアップ業界の勃興は彼らの壮絶な苦労の上に成り立っている。非常に面白い内容。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
「幻のiモードとGoogleの提携」で記載されているとおり、ネット草創期のビジネス模様にはベンチャーだけでなく大企業も登場人物として絡みながら、世界進出の片鱗を掴みかけたものもあったものの、それがその後の成長につながることなく組織の中で消えていったのは悔やまれるところ。
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