- 中古
- 書籍
- 文庫
池上彰の教養のススメ 日経ビジネス人文庫
定価 ¥990
660円 定価より330円(33%)おトク
獲得ポイント6P
在庫なし
発送時期 1~5日以内に発送
商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 日経BP/日経BPマーケティン |
発売年月日 | 2022/12/02 |
JAN | 9784296116102 |
- 書籍
- 文庫
池上彰の教養のススメ
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
池上彰の教養のススメ
¥660
在庫なし
商品レビュー
4
9件のお客様レビュー
教養の重要性を痛感した。 「すぐに役に立つものはすぐに役に立たなくなる」が印象的。 専門知識だけを熱心に学んでも狭隘で短絡的な考え方しかできない。 すぐには役に立たない教養こそが日本の未来を切り拓く上で最も重要であり須く身につけていくべき。 日本人は出された条件下で100点を取る...
教養の重要性を痛感した。 「すぐに役に立つものはすぐに役に立たなくなる」が印象的。 専門知識だけを熱心に学んでも狭隘で短絡的な考え方しかできない。 すぐには役に立たない教養こそが日本の未来を切り拓く上で最も重要であり須く身につけていくべき。 日本人は出された条件下で100点を取るのは得意だがその土台である条件の怪しさを疑うのが苦手。 前提を疑うクリエイティブな思考は教養から生まれる。 積極的に教養を身につけ、欧米に負けない柔軟で奇抜な姿勢を持っていかなければならない。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
なんで今までこんなにも教養を疎かにしてきたんだろう!もっと学んでおけばよかった!ととても思いました。 一人の大人として、広がる多様性の一部として、 自分ならではの価値が出せるように、 また自分のなかでさまざまな視野を持てるように、 教養を学んで深い洞察を手に入れたいです。 〜〜〜 教養は、「人間の根っこ」を作る 高度経済成長頃から、実学重視の教育が主となった。「大学を出たらすぐに役に立つ」専門的な科目を勉強することが是とされている風潮があり、教養(たとえば人文学や宗教学、生物学など)は疎かにされてきた。 しかし、"最先端"の知識は、すぐに古びる。すぐに役に立つものは、すぐに役に立たなくなる。だからこそ、その新しい知が生み出されるに至った、根底の考え方やさまざまな背景知識(=教養)を学ぶ方が、本質的。 本来教養は無駄なものでありすぐに役に立たないものである。それを十分に分かった上で、自分たちの見識や人生を豊かにするためにはなくてはならないものであるとも理解できた。 また、社会システム上で「強い」人や合理主義である人というのは、裏返せば現代の社会システムに大いに依存しているといえる。家庭を顧みず働いて経済力がある人が偉いとされても、会社を失ったその人は行き場を失う。単線的ではなく複線的な人生であれば、一方で転んでももう一方で救われることができる。宗教に対して、ただ知らないだけなのにアレルギー反応を起こすのはもったいない。合理主義を信じきっていること自体もある意味洗脳と言えるのに。 文系的・右脳的・イメージ的な説明と、理系的・左脳的・論理的な説明は、それぞれ別の言語。得意な言語だけで会話をしようとすると噛み合わず、理解されない。わかりやすい説明は、この両方に触れること。 プレゼンテーションで大切なのは、エートス(本質)、パトス(情熱)、ロゴス(論理)。そのどれも欠けてはいけない。コミュ障ボキャ貧なのは、伝え方を学んでこなかったから。
Posted by
教養の大切さを、本書では哲学、宗教学、生物学、そしてMIT、ハーバード、ウェルズリーで実践されている教育を元に学ぶことができました。 「すぐに役に立つことはすぐに役に立たなくなる」 私は情報を専攻しているので特にそれが顕著に現れます。(ChatGPTが出たかと思ったらGemini...
教養の大切さを、本書では哲学、宗教学、生物学、そしてMIT、ハーバード、ウェルズリーで実践されている教育を元に学ぶことができました。 「すぐに役に立つことはすぐに役に立たなくなる」 私は情報を専攻しているので特にそれが顕著に現れます。(ChatGPTが出たかと思ったらGeminiが出て…生成系AIも次の段階に行くのはすぐなのかも) 教養を得る大切さは知っているつもりでしたが、なぜ必要なのか?という動機が自分にはなかったため、つい本を読むことを先延ばしにしてしまいましたが、今は変わった気がします。 教養を得ることで知見を広げることができる。本書では、池上氏が出した国民総幸福に関する質問でもあった、そもそも問いが合っているのか?と疑う姿勢について。この考えは世間を知っていないとできません。例えば情報を学んで何か便利なものを作ったとしても、環境問題や社会問題の観点からすると必ずしも最適とは言えない場合がある。(かなり抽象的ですが…) もちろん、徹底的に一分野を学んだ人は必要な存在です。ですが、その一分野だけにとどまらず、あらゆることに大して視野を広げるように心がけることが大切なのだと思いました。 長々と書きましたが、まとめると「実学と教養のバランス」がこれからの社会をつくる私たちに必要なのだと感じました。 もし、ここまで読んでくださった方がいらしたら、大変感謝いたします。ありがとうございました。
Posted by