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56歳で初めて父に、45歳で初めて母になりました 生死をさまよった出産とシニア子育て奮闘記
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56歳で初めて父に、45歳で初めて母になりました 生死をさまよった出産とシニア子育て奮闘記

中本裕己(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 ワニ・プラス/ワニブックス
発売年月日 2022/11/25
JAN 9784847072345

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商品レビュー

4.3

8件のお客様レビュー

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2024/07/18

タイトル通り、ご本人たちも驚く高齢で子供を授かった夫婦の話。とても読みやすく、得られる情報も多い。子供が20歳になる時、夫は76歳、妻は65歳。「今を大事に」して子育てしている様子が、明るくていい。

Posted by ブクログ

2024/06/04

何気なく読み始めたら止まらず一気読み。まさにハイリスク妊婦で無事に蓮くんが無事に産まれてきたことや、奥さんが生きて退院出来たことが奇跡のよう。特に母子対面した後の母親の回復力やガン(疑い)が消えていたことなんかも奇跡の連続だった。母子の生きる、生きたいという希望をまざまざと見せつ...

何気なく読み始めたら止まらず一気読み。まさにハイリスク妊婦で無事に蓮くんが無事に産まれてきたことや、奥さんが生きて退院出来たことが奇跡のよう。特に母子対面した後の母親の回復力やガン(疑い)が消えていたことなんかも奇跡の連続だった。母子の生きる、生きたいという希望をまざまざと見せつけられた。

Posted by ブクログ

2023/12/11

父親が56歳、母親が45歳の初産で子どもに恵まれたというのを最初に見たときは驚きだった。だがこの本では医療技術の進歩と、2人の簡単にはめげない一種の楽天的な性格と、それと(意外と大切な)運とがうまく組み合わさって物事が進んでいく様子がよくわかった。デリケートな問題なのは承知で言い...

父親が56歳、母親が45歳の初産で子どもに恵まれたというのを最初に見たときは驚きだった。だがこの本では医療技術の進歩と、2人の簡単にはめげない一種の楽天的な性格と、それと(意外と大切な)運とがうまく組み合わさって物事が進んでいく様子がよくわかった。デリケートな問題なのは承知で言い切るが、この2人にとって障壁がありながらも出産にたどりつけたのは必然とも思えた。かく言う私たち夫婦も私が40歳代で妻がマルコーと産院で呼ばれるようになる年齢での初産だったから、著者夫婦とはある意味で“同輩”だ。でも著者は私より年上だけど子育て経験は私の方が長いので、その点では著者は私の“後輩”になる(笑)。 この本には、世にあまた出版されてネットでも大量にアップされている妊活・出産・育児の(いわゆる素人)情報とは一線を画す部分が多い。まずは医療情報の詳細さ。著者が健康に関する紙面の記事執筆や編集を仕事としているだけあって、個人的見解からのあやふやな内容は書かれず、医療スタッフの動線もしっかりとらえられている。だから医者や看護師などが読者になってもおもしろく読めると思う。 一方で、生まれてからの育児に関する記述については、ある意味で親バカ全開。でもそれは私を含めた“先輩”たちも同じ道をたどってきたから、ほほえましく読むことができたのだけど。 それよりも私が文中で一番引きこまれたのは、134ページからの著者と奥さんとのなれそめ、そして子どもへの名づけに関するエピソードだ。この箇所は著者ならではのオリジナルであり必読部分だ。 独身時代の著者は飲み会に参加すると、必ず(男女問わず)ツイッターのアカウントを交換していた。ある日、映画「スモーク Smoke」が特別上映されることになり、その大好きな作品を誰か一緒に見に行ってくれないかな、とつぶやいた(著者も正直に「女性が反応するかもという下心あって」と書いている)。すると一人の女性から「私もその作品、今まで見た映画で一番好きです」と返事があり、2人で映画館に行くことになった。その女性が未来の奥さんというわけ。ここまで好意的に読み進めてきたけれど、この部分だけは「いい話やな。いや、映画をダシに使いやがって。このスケベ。」と思わずツッコミを入れた(笑)。 実は私は「スモーク」を見たことがなかったので、DVDをレンタルして見た。いい映画だった。特にラストでTom Waitsの“Innocent when you dream”が流れてきて画面がモノクロになってからの展開が涙もの。著者も映画館で思わず涙が出てしまい、それを見た未来の奥さんは「(年を食っているわりには)いい人かもしれない」と思ったらしい。どうしても2人の高年齢での出産や育児に注目が集まるけれど、高年齢ゆえの大人としての男女の出会いやパートナーシップが育まれるプロセスが描かれたエピソードのほうにも私は引きつけられた。 ちなみに子ども(男児です)の名前も、この映画の主要登場人物(Auggie Wren)から取ったらしい。著者もはじめは姓名判断の本などを読み込んだらしいけれど、こうやって2人が関係するエピソードから自分の子どもの名前を付けるというのは、できそうで誰もがやれていないことだからとてもいい。成長した子どもにその名づけの由来を話して聞かせる楽しみがあるからね。中本さん夫婦もそれを楽しみに、子育てがんばってください。

Posted by ブクログ

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