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火喰鳥を、喰う 角川ホラー文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | KADOKAWA |
| 発売年月日 | 2022/11/22 |
| JAN | 9784041127445 |

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火喰鳥を、喰う
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商品レビュー
3.4
212件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
まず"火喰鳥"という単語を目にし、私は反射的に「私は魔境に生きた」を想起したが、本書でもパプアニューギアにおける旧日本兵のサヴァイヴァルの日々が物語の核を成しているのを確認し、おそらくは著者も「私は~」を読んで、そこから"火喰鳥"を重要なモチーフに据えるという着想を得たのだろう…と確信的に思った。 それほどに、飢餓の極限にあって火喰鳥はこの上ない馳走、まさに"生への渇望"を体現するにふさわしい象徴であったのだろう。 近年のホラー作品では、超自然的な存在や現象が介在するにせよ、まるでSFのように何らかの"理屈"をある程度以上に付与するものが多いように感じるが、本書もその範疇に入り、「籠り」というメカニズムを設定して理論的な説明を付けるべく、試みられている。 こうした傾向はもしかしたら「リング」あたりから顕著になったのではないかとも思われ、今作もある意味ではそれに連なる眷属であると言えるかもしれないが、その理論の深度や説得力はまあそこそこといった印象。 強烈な思念が現実を捻じ曲げ、それによって生じたパラレルワールドのようなものがいわゆる幽霊を作り出すのだ…という発想は面白いと思ったが、全編を見渡すと若干の苦しさを覚える部分もいくらかある。 まったくの蛇足ながら、「リング」シリーズの武装の完成度は凄まじかったと今尚改めて感じ入る次第。 筋としては充分興味を惹くし、娯楽作品としての水準もきっちり満たしているとは思うが、北斗総一郎が現れてからの絡み諸々が全体構成の中でやや浮いているような気がし、またエンタメでありながらも小説としてはおそらく備えておくべき、いわゆる文学的な要素が薄く、読者に真っ向から突き付ける命題のようなものは感じ得なかった。 これは著者の他作に対しても抱いた印象であったりする。 一人、日記を目にせず「籠り」の影響外にあった主人公の母親が何か重要な意味を持ってくるはず…と勝手に想像していたが、それは肩透かしに終わった。
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タイトルがインパクトあって気になり読んでみた。 出だしはすごく面白そうでどんどん読んでいったが、着地がパラレルワールドなのがあまり好みに合わず。
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ホラーとしてなら、不条理で理不尽でも、うわぁ後味悪い〜で全然ありなんだけど。今回は前半と後半で空気感が違って、どっちつかずになってしまった。私には、後半ホラー味は全然なかった。 実現するためにまず物理的にリアルに寄せる。っていうのは実現するための基本だよなって思ってて。もちろん...
ホラーとしてなら、不条理で理不尽でも、うわぁ後味悪い〜で全然ありなんだけど。今回は前半と後半で空気感が違って、どっちつかずになってしまった。私には、後半ホラー味は全然なかった。 実現するためにまず物理的にリアルに寄せる。っていうのは実現するための基本だよなって思ってて。もちろん死者の話ではない笑 ポジティブな言葉はポジティブなものを呼ぶと思うし、なのでみんなで文字を書いたり口に出して言ったりするの、こっちの用途でも使えるわけかなるほどねー、と思った。うん、効果があると思う(生死は覆りません笑) 前半は突如ヘンになる人が多くて。まぁ不気味っちゃ不気味だったけど取ってつけた感じがあってこれどうなるのだろうと思ったけど、後半はホラーではなくミステリー?とも違うか?とにかくサマータイムレンダ的な面白さで一気に読んでしまった。 北斗と夕里子は久喜とは全然関係ないもんね…?結局、お互いに利用しあってたということなのかな? 反転してみるともう一個の現実、そっちはそっちで雄司が生きてるとか生きてないとか怖い思いしていたのだろうか?クジラ頭の王様みたいにお互いが干渉しあっていた? パプアニューギニアではおそらく、どちらが生き残ってた場合も、お互い亡くなった人を…利用して生き延びていたのかなとは思った。その罪の意識?の象徴なのかな?ヒクイドリが、何を象徴していたのかはわからないまま。
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