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無人島のふたり 120日以上生きなくちゃ日記
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 2022/10/19 |
JAN | 9784103080138 |
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無人島のふたり
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商品レビュー
4.4
317件のお客様レビュー
どこまでも作家な人なんだな。書いてスッキリするというのもあるんだろうし。日々いろいろな気づきを重ねて生活したいと思った。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
【死を前に生き続けること】 山本文緒さんが共有してくれた、最期の日々の記録。 私たちが物語を作ったり、本を読んだりすることは、 この時のためなんじゃないか、と そんなことをふと感じました。 彼女が流れ着いた無人島での生活。 思ってもみない、準備なんて全くできていなかった、 けれどももう戻れない。 誰にでもありうることなのだけれど、 ついつい小説の中だけの話と思ってしまう。 ・・・ とくに思ったことが2つあります。 とても素晴らしいパートナーさんと出会われたのだなーということ。 無人島のふたり。 ひとりではなかったこと。 一人で行動してきたことは、あっという間に遠くなってしまった、と書かれていたことが印象的でした。 一人で何でもすることが好きだったり、結婚後も自分の部屋を借りたりと、 でも人生の最期で自分につきっきりになり支えてくれる人がいることがとても美しくもあり。そうして始まったことがあった。 そして無人島に無人島に訪ずれる人々。 人生で大事なことは何か、考えさせられる。 もうひとつが、 余命宣告後も優先して行うことが変わらないこと。 どうだろう、 もし数か月後に死ぬ、ってなったら、今してることをやめて自分が本当にしたかったことをする、見たいになる人も多いのではないかと思う。 終わりが近いことを知ってなお、彼女が書き続けること。 死ぬと決まっていても、決まっているからこそさらに必死で今していることを続ける、 そんな生き方をされているということ。 この前読んだ本では、 ストア派の災厄の予期、というのがあった。 逆境、絶望の淵、死を目前にしたときにもいかにより良い姿勢を維持できるか、そのための訓練。 絶望時にあっても生き生きと活動し続ける山本さんから学ばせていただきながら、 自分を高める機会は、実は私たちにも日常に与えられていて、 ちょっとそんなことを考えたりしました。 無駄な力を抜いて、 本当に大事なことを見つめ直すきっかけになる本でした。
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山本文緒さん。結末がわかっているから読むのがどんどん辛くなるかと思っていたけど、山本さんの気丈でユーモアさえある言葉を最後まで読みたいと強く思って、一気読みになった。 読了後、ブクログの皆さんの感想を読んで涙が出る。最期まで作家。人は皆死ぬと知っていても、死んでしまったらもう会...
山本文緒さん。結末がわかっているから読むのがどんどん辛くなるかと思っていたけど、山本さんの気丈でユーモアさえある言葉を最後まで読みたいと強く思って、一気読みになった。 読了後、ブクログの皆さんの感想を読んで涙が出る。最期まで作家。人は皆死ぬと知っていても、死んでしまったらもう会えないし言葉も聞けないし読めない、というのは本当に寂しくて辛くて悲しい。 でも、山本文緒さんの作品が沢山遺されているのは嬉しいこと。これからも何度も読むと思う。天国でお父様と猫のさくらちゃんと会えていますように。
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