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秘密にしていたこと
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | アストラハウス |
| 発売年月日 | 2022/10/09 |
| JAN | 9784908184376 |
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秘密にしていたこと
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商品レビュー
4.1
11件のお客様レビュー
子供は親の所有物ではないし、自身が果たせなかった夢を叶えてくれる存在でもない。親が理解しなくてはいけないのは、親と子は全く別の人間だということ。自分の望んでいたことを子供も同じように望んでいるとは限らないのだ。そして、過度な期待は重荷でしかない。 しかし、露骨な人種差別が当たり前...
子供は親の所有物ではないし、自身が果たせなかった夢を叶えてくれる存在でもない。親が理解しなくてはいけないのは、親と子は全く別の人間だということ。自分の望んでいたことを子供も同じように望んでいるとは限らないのだ。そして、過度な期待は重荷でしかない。 しかし、露骨な人種差別が当たり前で、女性が自由に生きることに困難を伴う時代ということを考えると、本書に登場する両親の行動も理解できなくはない。 こんな子に育って欲しいと親が理想を抱いてしまうのは、当たり前のことだ。 リディアはもちろんだが、兄のネイス、そして特に妹のハンナがせつない。いつも家族の中で気配を消すように生きていた彼女は、周りの人達を観察し、誰よりも強い感受性を持つ。やがて、家族の支えとなる存在にすら思えてくる。 失ってから気付き、やり直したいと思った時には遅すぎることもあるかもしれないが、たとえ心を砕かれようと、前に進もうとする希望が垣間見える結末だ。 登場人物達の気持ちが痛いくらいに伝わってきて、考えさせられる小説。
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一番近くにいる家族だけど、分かるようで分からない。大切にしたいのにうまく出来ない。 本当に相手を想うこととは、どういうことなのか?と考えさせられた。また、自分も登場する父や母のようになっていないかとドキッとした。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
『密やかな炎』がとても好きなタイプの物語だったので既刊のこちらもお取り寄せ。 「リディアは死んだ。だが、彼らはまだそれを知らない。」のショッキングな書き出しで始まる。 『密やかな炎』と同じく、その結末を迎えるに至った家族の顛末を辿る倒叙形式の物語。 これがこの著者の型なのかな。 倒叙といっても単なる過去の一時期に視点移動するのではなく、そもそもの発端である大過去(父ジェームスと母マリリンの馴れ初め)、10年前に訪れた家族の危機(マリリンの失踪)を語る中過去、直近での家族の歪みを描く小過去、それぞれの時点を唐突とも言えるほどの切り替わりで行きつ戻りつする。 さらには時折りリディアの死以降の未来に向かった物語も挟まれるので脳内時制が揺さぶられる不思議な読み心地。 内容のほうは中国系移民のジェームズと、まだ女性の社会進出が限定的な世にあって男性たちからの好奇の目ややっかみをかわしながら医師を目指すマリリンが出会い、かたや白人社会の中での中国人、かたや男性中心社会に立ち向かう女性といった「人と違うこと」を嫌というほど味わわされてきた2人が育んだ家族に訪れた悲劇の話。 かと思いきや、苦汁を飲まされてきた人生故の子供たちへの過度の期待、期待を掛けた子以外への無関心、それがもたらす兄妹間での共依存など、もういろんなところで胸苦しいすれ違いがあることが徐々に明らかにされてきて、円満な家族に突如訪れた悲劇という単純な物語ではないことが分かってくる。 苦しいのに惹きつけられる。 この物語、どう終わるのか。 本当に最終盤まで八方塞がり感があったのに突如霧が晴れる。 人によっては都合のいい急な改心と感じるところもあるかもしれないが、自分は受け入れられた。 人種差別や子どもに対する過干渉など、苦しい問題と向き合わされた先にちゃんとカタルシスがあって良かった。 一作目ということもあって『密やかな炎』よりも荒い感じは受けたけど、やっぱりこの著者好きだな。 三作目も出版されているようなので、是非翻訳して欲しい。 追いかけて行きたい作家さん。
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