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このゲームにはゴールがない ひとの心の哲学
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このゲームにはゴールがない ひとの心の哲学

古田徹也(著者)

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このゲームにはゴールがない ひとの心の哲学

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 筑摩書房
発売年月日 2022/10/15
JAN 9784480843272

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商品レビュー

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7件のお客様レビュー

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2023/11/16

懐疑論という哲学ジャンルがある。主にウィトゲンシュタインを引用しながら論駁しつつ、言語ゲームの入門書のような趣を持たせたのが本書。 懐疑論自体は哲学史のなかでも脈々とあるのだが、日常的なレベルでも「自分以外の人間が実はロボットだったら」とか「この世界は現実ではなく夢なのでは」と...

懐疑論という哲学ジャンルがある。主にウィトゲンシュタインを引用しながら論駁しつつ、言語ゲームの入門書のような趣を持たせたのが本書。 懐疑論自体は哲学史のなかでも脈々とあるのだが、日常的なレベルでも「自分以外の人間が実はロボットだったら」とか「この世界は現実ではなく夢なのでは」とか、そのくらいのことは誰しも考えたことはあるかと思う。本書を読むうえでは、懐疑論への認識はその程度で問題ない。 300頁弱あるが、本書の進み方は良く言えば丁寧、良くも悪くもなく言えばゆっくり、悪く言えば冗長である。 これは読むひとの哲学知識…というかウィトゲンシュタインの言語ゲームに関する知識の量によって変わると思う。

Posted by ブクログ

2023/08/12

第12回 人生の意味への懐疑 ― 不条理とアイロニー 第13回 真理への懐疑 ― 哲学史のなかの懐疑論 第14回 道徳への懐疑 ― 他者とともに世界を生きること 第15回 哲学への懐疑 ― 文学と科学のはざまで https://ameblo.jp/yasuryokei/entry...

第12回 人生の意味への懐疑 ― 不条理とアイロニー 第13回 真理への懐疑 ― 哲学史のなかの懐疑論 第14回 道徳への懐疑 ― 他者とともに世界を生きること 第15回 哲学への懐疑 ― 文学と科学のはざまで https://ameblo.jp/yasuryokei/entry-12796417523.html

Posted by ブクログ

2023/04/15

外的世界の存在や他者の心の存在・内側に対する懐疑論について、初学者にもわかりやすく解説された一冊。 「自分が痛みを感じていることを知っている」という一文を、「知っている」という言葉の誤用であり、そうした文はナンセンスとする考え方は、ウィトゲンシュタインらしいなと思った。 懐疑...

外的世界の存在や他者の心の存在・内側に対する懐疑論について、初学者にもわかりやすく解説された一冊。 「自分が痛みを感じていることを知っている」という一文を、「知っている」という言葉の誤用であり、そうした文はナンセンスとする考え方は、ウィトゲンシュタインらしいなと思った。 懐疑論者は、人間の言葉の扱いを誤っているというのは分かるようで、やや抽象的でもあり、好みは分かれるかなと思った。

Posted by ブクログ

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