1,800円以上の注文で送料無料

このゲームにはゴールがない ひとの心の哲学
  • 中古
  • 店舗受取可
  • 書籍
  • 書籍
  • 1215-02-00

このゲームにはゴールがない ひとの心の哲学

古田徹也(著者)

追加する に追加する

このゲームにはゴールがない ひとの心の哲学

定価 ¥2,090

990 定価より1,100円(52%)おトク

獲得ポイント9P

在庫あり

発送時期 1~5日以内に発送

店舗受取サービス対応商品【送料無料】

店舗受取なら1点でも送料無料!

店着予定:1/1(木)~1/6(火)

店舗到着予定:1/1(木)~1/6(火)

店舗受取目安:1/1(木)~1/6(火)

店舗到着予定

1/1(木)~1/6

店舗受取サービス対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!

店舗到着予定

1/1(木)~1/6(火)

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 筑摩書房
発売年月日 2022/10/15
JAN 9784480843272

店舗受取サービス
対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!
さらにお買い物で使えるポイントがたまる

店舗到着予定

1/1(木)~1/6(火)

このゲームにはゴールがない

¥990

商品レビュー

3.4

10件のお客様レビュー

レビューを投稿

2025/07/31
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

全然面白くなかった 哲学自体は嫌いではないが、本著で論じている懐疑論についてはかなりとっつきにくく話が分かりにくかった 人の心を覗けない以上、人が言ってることが正しいと何故言えるのか? と言った話が延々と続く 正直そんなことどうでも良いと感じた 私は哲学者には向かないのかもしれない…

Posted by ブクログ

2025/03/07

懐疑論を掘り下げて敷衍して、とことん考えてみようというのが本書。読んで字のごとく、あらゆる知識や信念に対して疑いを持つ哲学的な立場のことだが、「私たちが知っていると思っていることは、本当に正しいのか」。私たちの感覚は信頼できるのか。他人の心や意識を理解できるのか。科学的な知識は絶...

懐疑論を掘り下げて敷衍して、とことん考えてみようというのが本書。読んで字のごとく、あらゆる知識や信念に対して疑いを持つ哲学的な立場のことだが、「私たちが知っていると思っていることは、本当に正しいのか」。私たちの感覚は信頼できるのか。他人の心や意識を理解できるのか。科学的な知識は絶対的に正しいのか。世界は本当に存在するのか。 有名な懐疑論としては、デカルトの「方法的懐疑」という手法を用いて、すべての知識を一度疑ってみることを提唱した。「われ思う、ゆえにわれあり」つまり「考えている自分の存在だけは疑うことができない」という意味。 本書はデカルトではなく、ウィトゲンシュタインとスタンリー・カヴェルという二人の哲学者の議論を手掛かりに考察を進めていく。では、ウィトゲンシュタインとデカルトでは何が違うのか。 デカルトの懐疑論は先に述べた「方法的懐疑」によるアプローチだが、ウィトゲンシュタインの懐疑論は、言語と規則の問題を通じて懐疑論を探求した点で異なる。彼は、規則の解釈が一意的でないことを示し、規則に従う行為が必ずしも規則そのものを決定するわけではないと主張した。これは「規則把握の懐疑論」と呼ばれる。ウィトゲンシュタインのアプローチは、日常生活における言語の使い方や規則の解釈に関する問題を深く掘り下げる点で、デカルトの方法的懐疑とは異なる視点を提供する。主体である私以外は懐疑的だが、それは仕方ないとするウィトゲンシュタインとデカルトの立場は同じだ。デカルトは確実な知識を見つけ出すことを目指し、ウィトゲンシュタインは言語と規則の問題を通じて懐疑論を探求する。 懐疑論を懐疑してみたりしながら、じっくりと考えるには良書だと思う。

Posted by ブクログ

2025/02/13

序盤、定義付けの部分が繰り返され若干退屈だったものの、読み進めていくうちに定義が体に染み付いていき、根幹が飲み込めるようになった時点には、自然のめり込んでいく感覚があった。丁寧に説明された定義付けが後半に効いてくる。 懐疑論とは、心とは、他者とは、イメージでしかなかった曖昧なも...

序盤、定義付けの部分が繰り返され若干退屈だったものの、読み進めていくうちに定義が体に染み付いていき、根幹が飲み込めるようになった時点には、自然のめり込んでいく感覚があった。丁寧に説明された定義付けが後半に効いてくる。 懐疑論とは、心とは、他者とは、イメージでしかなかった曖昧なものを論理的に理解しかけていく感覚が気持ちよかった。ウィトゲンシュタインの文献を読んだことがないので、どの立場で筆者が考えを述べているの詳細が分からないが、偏った考えだとしても結論が至極健康的に思えた部分が、爽快な読み味の理由なのかもしれない。

Posted by ブクログ