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駅の名は夜明 軌道春秋 Ⅱ 双葉文庫
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駅の名は夜明 軌道春秋 Ⅱ 双葉文庫

髙田郁(著者)

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駅の名は夜明 軌道春秋 Ⅱ 双葉文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 双葉社
発売年月日 2022/10/13
JAN 9784575526097

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駅の名は夜明

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商品レビュー

4

70件のお客様レビュー

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2026/02/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

9つの短編、不覚にも何度も涙ぐんでしまった。鉄道にまつわる短編集「ふるさと銀河線」9年越しの第二弾は、2022年パワーアップして登場。 改めて、高田郁氏の文章は時代劇小説も含めとても読みやすい。学校の義務教育期間に、本作を生徒の必読書に指定しておけば、校内の陰湿なイジメは激減するのではと甘く期待してしまう。その理由は、人は1人で生きていられるわけではない、周りや相手の気持ちを自分事の様に考えられる、万が一イジメられる側になったとしてもそれでも救いの道は残されていることが彼女のこの小説から読み取ることが出来るから。 どれも珠玉の作品ですが、個人的におすすめなのは、「途中下車」「約束」「背中を押すひと」。 爽やかに泣きたい人には、必読の書です。

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2026/02/06

鉄道がキーとなる、家族のおはなし。 短編集なので、読みやすいけれど、どれもじんとくる。 誰にでも、家族との物語があるからかもしれない。 そして、高田さんの作品は、どれも映像が頭に浮かびやすい。描写がうまいのだろうなぁ。 あとがきを読んだら、ほとんどが漫画原作の小説化とのこと。...

鉄道がキーとなる、家族のおはなし。 短編集なので、読みやすいけれど、どれもじんとくる。 誰にでも、家族との物語があるからかもしれない。 そして、高田さんの作品は、どれも映像が頭に浮かびやすい。描写がうまいのだろうなぁ。 あとがきを読んだら、ほとんどが漫画原作の小説化とのこと。それも見てみたい

Posted by ブクログ

2026/02/05

年の初めはふんわりと心が温まる本から読み始めたいと思った。 感動した本の一番上に置いてある高田郁さんのふるさと銀河線 軌道春秋の二巻目が出ているので、これを初読みにした。 「ふるさと銀河線」は評判がいいので「軌道春秋」と題名を加え、この「駅の名は夜明 軌道春秋Ⅱ」を出したそうだ...

年の初めはふんわりと心が温まる本から読み始めたいと思った。 感動した本の一番上に置いてある高田郁さんのふるさと銀河線 軌道春秋の二巻目が出ているので、これを初読みにした。 「ふるさと銀河線」は評判がいいので「軌道春秋」と題名を加え、この「駅の名は夜明 軌道春秋Ⅱ」を出したそうだ。 町の隅のどこかでひっそりと、それでも懸命に生きている人々を優しい筆で書く高田郁さんの作品は暖かい。 短編が9編 「トラムに乗って」 娘をなくした。夫とも意見が合わなくなった。娘と来るはずのウィーンでトラムに乗った。 「黄昏時のモカ」 老女は見知らぬ青年の案内でウィーンを巡った。彼の意図が分かって別れ際にモカを飲んだ。 「途中下車」 思い迷うことがあって海なりの聞こえる駅に途中下車した。 「子供の世界 大人の事情」 流氷を見に連れて行ってくれるはずの両親が離婚した。 「駅の名は夜明」 老いて妻の介護にも疲れ、二人で人生を絶とうと最後の旅に出た。夜が明けて何気なく下りた駅の名が夜明けだった   「夜明けの鐘」 夜明け駅の敷地内に誰でも撞ける鐘があった。友人と旅に出て。 「ミニシアター」  「クサイ~~~」車両の客たちは身をよじる。くしゃみをする。見ると猫を抱いた老女が乗っていた。 車両を下りた時、猫も乗客も思った。その解決はスバラシイです。 「約束」 業界話、ちょっとベタかも。 「背中を押す人」 帰省して病気の父を負ぶってみた。故郷を出たのは家族との確執。 どれも失意の心が癒されて再生していく物語だが、ふと思い出した過去の人々の言葉や、奇跡のように起きた出来事や、なぜが引き寄せられて下りた駅で見た夜明けや、ありそうな小さな出来事が大きな転機になって生き方を変える。優しい快い感動に包まれる新年にふさわしい物語が詰まっていた。

Posted by ブクログ