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子どもたちに民主主義を教えよう 対立から合意を導く力を育む
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子どもたちに民主主義を教えよう 対立から合意を導く力を育む

工藤勇一(著者), 苫野一徳(著者)

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子どもたちに民主主義を教えよう 対立から合意を導く力を育む

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 あさま社/英治出版
発売年月日 2022/10/07
JAN 9784910827001

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商品レビュー

4.4

39件のお客様レビュー

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2026/01/21

とても素晴らしい内容だけど。 教員でも、教育委員会でもなんでもないただの保護者にとって、もどかしい気持ちが募った。 民主主義というものについて殆ど知識がないので、所々距離を感じてしまう部分もあった。 ただ、小学校のPTAや色々なボランティア活動をしてる身として「最上位目標」...

とても素晴らしい内容だけど。 教員でも、教育委員会でもなんでもないただの保護者にとって、もどかしい気持ちが募った。 民主主義というものについて殆ど知識がないので、所々距離を感じてしまう部分もあった。 ただ、小学校のPTAや色々なボランティア活動をしてる身として「最上位目標」というものがいかに大切なのか?はすごく身に染みている。 「一体なんのためにコレやってるの?」を説明できない活動や教育が、溢れてると思う。

Posted by ブクログ

2026/01/16

麹町中学校に民主主義を実践しながら改革をしてきた工藤氏と、教育哲学者の苫野氏による対談本です。テスト廃止・制服変更など、学校改革の実践例を交えつつ、現代教育が抱える問題点と、民主主義教育の本質を説いています。 生徒はもちろんですが、保護者や教員も巻き込んで現場を改革していった工藤...

麹町中学校に民主主義を実践しながら改革をしてきた工藤氏と、教育哲学者の苫野氏による対談本です。テスト廃止・制服変更など、学校改革の実践例を交えつつ、現代教育が抱える問題点と、民主主義教育の本質を説いています。 生徒はもちろんですが、保護者や教員も巻き込んで現場を改革していった工藤氏。苦労も滲み出るその言葉には実践者ならではの説得力があります。 工藤氏は、民主主義の象徴ともいえる多数決について再考を促しています。多数決は少数派を切り捨てる「多数者の専制」に陥りやすく、これだと「誰一人置き去りにしない社会」は実現できないと述べています。多数決は「どちらでもいい」場合のみ使い、対立の場面では第3のアイデアを模索する「超ディベート」をすべきだという提言が印象的でした。 また、安易に相手の気持ちを考え、思いやりを持つよう教育することにも警鐘を鳴らしています。氏は子供たちに「この案を採用したら誰が得をして、誰が損をするのか。損をさせない方法は何か」という構造を考える癖をつけさせているそうです。この習慣は、社会に出てからも有効だと思いました。 本来、民主主義とは「すべての人が対等で自由であることを、互いに認め合うことをルールにした社会」を指します。対立が生じた際、感情的な衝突や妥協に終始するのではなく、「そもそも何のためにやっているのか」という最上位目標(全員の利益になる合意)に立ち返る重要性を、本書は改めて教えてくれます。 トラブルが起きた際、大人が裁くのではなく、「どうした?」「どうしたい?」「何か手伝えることはある?」の3つの声かけをすることで自立を促しているのも印象的でした。大人はあくまで伴走者という姿勢を徹底することで、子供に当事者意識を持たせています。このアプローチは、教育現場のみならず、組織作りやマネジメントにおいても使える知見です。 日本にこのような教育が広まることで、民主主義を実践的に学んだ子供たちが社会をより良くしてくれる期待が湧いてきました。本書で語られていることは、教育現場に留まらない学びがあると思います。ビジネスパーソンにもぜひ読んでほしい1冊だと思いました。

Posted by ブクログ

2026/01/08

個人的まとめ 〇日本人が民主主義を理解しづらい理由 日本人が「民主主義」に持っているイメージ 多数決、人権擁護、弱者保護、自治、自由など このように意見が分かれること自体民主主義が根付いてない証拠 〇多数決の危険 「多数決= 民主主義ではない(ルソー)」。 しかし、どちらを選...

個人的まとめ 〇日本人が民主主義を理解しづらい理由 日本人が「民主主義」に持っているイメージ 多数決、人権擁護、弱者保護、自治、自由など このように意見が分かれること自体民主主義が根付いてない証拠 〇多数決の危険 「多数決= 民主主義ではない(ルソー)」。 しかし、どちらを選んでも誰の利益も損ねることがない時は多数決で決めても良い 〇ヘーゲルは「なぜ人間だけが戦争を無くせないのか?」その根本的な理由を人間だけが「生きたいように生きたい」という欲望があるから。と言っている 〇憲法解釈の誤解 憲法は国家権力から国民への命令ではなく、その反対の「国民から国家権力への命令」 〇民主主義では何を考えても自由だが、唯一してはいけないことは「民主主義の否定」 〇「みんな違ってみんないい」?? 素敵な言葉だが、これは過激思想なども肯定する危険性をはらんでいる。 「他者の自由を侵害しない限りみんな違ってみんないい」と言うべき 〇学校は何のためにある? 1平和のためにある 自分だけのためだったら勉強は家でもできる。学校がなかったら絶対に世界に平和はやってこない。 2持続可能な社会を作るためにある 〇質問のやり方のマジック A と B どちらかが正しいか?、という二者択一的な問いを突きつけられると、人はどちらかが正しくてどちらかが間違っている、という思考のマジックに引っかかる 〇戦争と民主主義 専制国家や独裁国家は特定の人物の意思でいとも簡単に戦争を起こすことができる。民主主義国家はある程度のシビリアンコントロールが効くのでその中でしか 軍隊を動かせない 大多数の国民は戦争をしたくないから戦争を抑止できる可能性が高い。 〇日本は校長経験者が新人教員に対して同質性、従順さ、規律をひたすら求める。 教員も子供たちに同質性、従順さ、規律、を求める 〇体罰は学校教育法という法律でそもそも禁止されている 〇飛び抜けて人気のある教員がいる学年は学級崩壊が起きやすい 〇子供は基本的に自分が信頼している人からしか価値観を学ばない 〇「べき」論と「ありたい」論 教育をめぐる議論はすぐに「何々すべきだ」とべき論が交わされている。しかしべき論 はどこにも行き着かない。「○○したい、○○でありたい」という風に考えると相互理解が生まれやすい。 〇勉強とは? 分からないものを分かるようにすることが目的 〇スピーチコンテストは英語ではなく、まず日本語でやろう 〇誰かのこだわり 日本の学校が子供たちにとって非常に窮屈な空間になっている原因のほとんどが「誰かの変なこだわり」 例:理不尽な校則 〇高校野球の甲子園大会 日本の学校に民主主義が浸透したかを示す 1つのバロメーターは、「高校野球の甲子園大会がなくなる時」。どう考えても夏の炎天下にフラフラになったエースが連投するっていうのは人権的に大問題である。それに一度負けたら試合ができなくなるトーナメント方式も大問題である 以上

Posted by ブクログ