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日本語からの哲学 なぜ〈です・ます〉で論文を書いてはならないのか? 犀の教室 Liberal Arts Lab
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日本語からの哲学 なぜ〈です・ます〉で論文を書いてはならないのか? 犀の教室 Liberal Arts Lab

平尾昌宏(著者)

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日本語からの哲学 なぜ〈です・ます〉で論文を書いてはならないのか? 犀の教室 Liberal Arts Lab

定価 ¥1,980

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 晶文社
発売年月日 2022/09/23
JAN 9784794973276

日本語からの哲学

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2025/09/13

「です・ます体」で執筆した論文の掲載を拒否された著者が、日本語における「である体」と「です・ます体」のちがいについて哲学的な考察を展開している本です。 論文では客観的な書きかたである「である体」を用いることが望ましく、敬意をふくむ「です・ます体」はふさわしくないという、ひろくい...

「です・ます体」で執筆した論文の掲載を拒否された著者が、日本語における「である体」と「です・ます体」のちがいについて哲学的な考察を展開している本です。 論文では客観的な書きかたである「である体」を用いることが望ましく、敬意をふくむ「です・ます体」はふさわしくないという、ひろくいきわたっている理解を、著者は批判的に検討し、その誤りを指摘します。そのうえで、「です・ます体」は、たとえ明示されていなくても、二人称との関係のなかで成立する書きかたであり、これに対して「である体」が二人称との関係を消し去るような語りかただということが指摘されます。さらに著者は、こうした書きかたにもとづく認証的世界の構造がもたらす哲学的な考察へと踏み込み、とくにブーバーの論じた「我と汝」にかんする問題にあらたな視点から光をあてています。また、正義の倫理学とケアの倫理学の差異に通じる問題へと、考察を進めていく可能性にも言及されています。 著者はカント哲学の概念を用いて、文体による世界の把握のしかたのちがいは「統制的原理」として機能すると主張していますが、こうした観点から個人的に興味深く思われるのは、森有正の思想との比較です。森は、日本語による世界把握では二人称との関係を離れることがむずかしいことを批判的な立場から指摘し、「経験」の構成的原理としてその問題を論じているように思われるからです。 なお、わたくし自身はここでは「です・ます体」を採用しているのですが、そのきっかけになったのは、アダルト作品のレヴューを書くときに「である体」だと「サマ」にならないと気づいたことでした。なかには「である体」で独特のねちっこさを表現するすぐれた書き手もいるのですが、「です・ます体」を採用することでマニアックな「キモさ」を容易に演出することができるのは大きなメリットで、以来作品レヴューなどでは一貫して「です・ます体」を用いています。

Posted by ブクログ

2025/08/04

紹介されていた本。 なぜ〈です・ます〉調で論文を書いてはいけないのか? 面白い問い。 確かに常体と言いながら、常ではないしな。 論文における、書き手と読み手の立ち位置の違い。 一人称でありながら、三人称として書けること。 他者性が排されていることが、論文という質の書物には必...

紹介されていた本。 なぜ〈です・ます〉調で論文を書いてはいけないのか? 面白い問い。 確かに常体と言いながら、常ではないしな。 論文における、書き手と読み手の立ち位置の違い。 一人称でありながら、三人称として書けること。 他者性が排されていることが、論文という質の書物には必要であること。 これは個人的な考えだけど、〈である〉調の日記的側面にも注目したい。 自分自身が思索する時に、結局は言語を用いなければいけないこと。 その思索をアウトプットした結果が、日記であったり、論文であったりする。 どちらにしても、相手の存在に語りかける立ち位置と異なるのは共通なのだけど。 では、日記ー随筆ー評論を架橋するものとは何か。 もうちょっとぐるぐる考えたくなる。良い問いだ。

Posted by ブクログ

2025/08/02

メモ→ https://x.com/nobushiromasaki/status/1951493020744032715?s=46&t=z75bb9jRqQkzTbvnO6hSdw

Posted by ブクログ

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