1,800円以上の注文で送料無料

地面師 他人の土地を売り飛ばす闇の詐欺集団 講談社文庫
  • 中古
  • 店舗受取可
  • 書籍
  • 文庫
  • 1224-13-10

地面師 他人の土地を売り飛ばす闇の詐欺集団 講談社文庫

森功(著者)

追加する に追加する

地面師 他人の土地を売り飛ばす闇の詐欺集団 講談社文庫

定価 ¥726

495 定価より231円(31%)おトク

獲得ポイント4P

在庫あり

発送時期 1~5日以内に発送

店舗受取サービス対応商品【送料無料】

店舗受取なら1点でも送料無料!

店着予定:1/4(日)~1/9(金)

店舗到着予定:1/4(日)~1/9(金)

店舗受取目安:1/4(日)~1/9(金)

店舗到着予定

1/4(日)~1/9

店舗受取サービス対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!

店舗到着予定

1/4(日)~1/9(金)

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2022/09/15
JAN 9784065292563

店舗受取サービス
対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!
さらにお買い物で使えるポイントがたまる

店舗到着予定

1/4(日)~1/9(金)

商品レビュー

3.3

48件のお客様レビュー

レビューを投稿

2025/12/12

地面師たちの元になった話で、こちらはハリソン山中ではなく内田マイク。 あの地面師たちのリアリティが高いのも頷ける。

Posted by ブクログ

2025/12/06

ネトフリ地面師たち の原作を買ったつもりで手に取った1冊。 手練手管を尽くし大掛かりな詐欺を仕掛けるにしてはスピード感がすごすぎる。 どこでなりすましキャストを調達してくるのかと思ったら手配師がいたり、役割が決まってたり、わざとペーパーカンパニーを噛ませて複雑にしたり。やっぱり...

ネトフリ地面師たち の原作を買ったつもりで手に取った1冊。 手練手管を尽くし大掛かりな詐欺を仕掛けるにしてはスピード感がすごすぎる。 どこでなりすましキャストを調達してくるのかと思ったら手配師がいたり、役割が決まってたり、わざとペーパーカンパニーを噛ませて複雑にしたり。やっぱり背後にはその筋の人々が見え隠れしたり…。それで御用達の士業役までいるのかよ! アングラ社会を垣間見るような読書体験ができた。

Posted by ブクログ

2025/11/07

「地面」は、誰のものでもない。 そう思って生きてきたはずなのに、この本を読んでからというもの、 足もとがわずかに揺らぐような感覚を覚える。 森功『地面師』は、2017年に発覚した積水ハウス巨額詐欺事件を軸に、 土地取引という名の“日本社会の盲点”を描いたノンフィクションだ。 7...

「地面」は、誰のものでもない。 そう思って生きてきたはずなのに、この本を読んでからというもの、 足もとがわずかに揺らぐような感覚を覚える。 森功『地面師』は、2017年に発覚した積水ハウス巨額詐欺事件を軸に、 土地取引という名の“日本社会の盲点”を描いたノンフィクションだ。 70億円もの金が、ほんの数人の手によって動き、消えた――。 この事件は、単なる詐欺事件ではない。 それは「信用社会」という日本の経済システムそのものの脆さを露呈させた象徴だった。 森の筆致は淡々としているが、その冷静さが逆に恐ろしい。 登場する地面師たちは、派手な悪党ではない。 書類と印鑑、そして“信頼”という見えない通貨を操る、現代的な詐欺師たちだ。 彼らの狡猾さは、人間社会そのものの構造的欠陥を突いている。 ドラマ版『地面師たち』では、事件がよりエンターテインメント的に脚色され、 人間ドラマとしての緊迫感が際立っていた。 一方で、森の原作には、ノンフィクションとしての“重み”と“余白”がある。 数字の裏に潜む欲望、沈黙の中にある倫理の崩壊――。 ドラマが再現できないのは、この沈黙の深さだ。 森功は語らずして語る。そこにこそ、現実の重力がある。 積水ハウス事件の本質は、「だまされた」ことではなく、 誰もが“だまされる構造”の中で生きているという現実だ。 土地も、信用も、所有も、結局は幻想にすぎない。 私たちは社会という虚構の地図の上で、確かなものを探し続けている。 読み終えたあと、ふと足もとを見る。 そこに広がるアスファルトの下には、 まだ無数の物語と、欲望の残骸が眠っている気がした。

Posted by ブクログ