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花下に舞う 光文社文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 光文社 |
| 発売年月日 | 2022/09/13 |
| JAN | 9784334794309 |

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商品レビュー
4.2
18件のお客様レビュー
audibleにて読了 今回はトリック的に良かったと思う。 ここ最近数作の真相が、ちょっと現実離れというか実際には無理でしょというのが続いていたが、今回はごく普通の人(とは言い難いところもあるが)が行う事件だったのが良かった。 また次から次へと考察が続いていくのも面白かった。 ...
audibleにて読了 今回はトリック的に良かったと思う。 ここ最近数作の真相が、ちょっと現実離れというか実際には無理でしょというのが続いていたが、今回はごく普通の人(とは言い難いところもあるが)が行う事件だったのが良かった。 また次から次へと考察が続いていくのも面白かった。 信次郎の亡父に続き亡母が絡む今作。彼の気質は母からのものである事が良くわかる。母と息子というのは一種特殊な繋がりがあるから、もしもう少し長生きしていたら信次郎の言動も変わっていたのだろうか。
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◼️あさのあつこ「花下に舞う」 「弥勒」シリーズ11作め。あこぎな高利貸し夫婦が殺された。死顔には驚愕の相が張りついていた。過去と現が混ざり合う。 たぐいまれな推理力を持つぶっきらぼうな同心・木暮信次郎、年上の手下で情の厚い岡っ引きの伊佐治親分、元は腕の立つ暗殺者でいまは繁盛...
◼️あさのあつこ「花下に舞う」 「弥勒」シリーズ11作め。あこぎな高利貸し夫婦が殺された。死顔には驚愕の相が張りついていた。過去と現が混ざり合う。 たぐいまれな推理力を持つぶっきらぼうな同心・木暮信次郎、年上の手下で情の厚い岡っ引きの伊佐治親分、元は腕の立つ暗殺者でいまは繁盛する小間物屋の主人・遠野屋清之介が絡むシリーズも10作を超えた。児童小説のイメージがある著者が大人の時代劇を描くギャップに興味を持ち読み始めて長い。登場人物の描き方に人情とクセが見えて、なじんでしまう感覚。 徳重という金貸し、女郎上がりの後妻、お幸が自らの店で斬り殺された。夫婦共に、ひどく驚いた表情を浮かべていた。信次郎と伊佐治は調べを進める。徳重は前妻の兄弟で商売が傾いている今の屋の主・榮三郎に多額の金を貸していたが、その榮三郎が頓死、葬儀の席で悪し様に罵り催促をしたという。そして近くの長屋に住む母子家庭のお高は、恐ろしい目に遭い、恐怖のあまり伏せっていたー。 お高と同じ長屋に遠野屋の奉公人・弥吉が住んでいて、そこから清之介とつながりが出てくる。犯罪自体の下手人を探索する一方で「死の間際になにを見たのであろうか」亡くなった母に聞いた言葉が信次郎に響いてくる。 先代から仕えていた岡っ引き職人、地回りの刑事役の伊佐地はなにかと息子のような年齢の信次郎に小言を言う。清之介は商いに邁進して幸せをも感じている。しかして、2人とも、信次郎の底知れない推理力、すべてを剥がして人間の本性をさらす信次郎の能力ーその矢印は清之介にも向けられるーに魅かれている。 その黒さ、がシリーズを貫く芯となっている。あこぎさ、むごさがある反面、情も、救いも、不思議な感情も交差する。殺された夫婦には、悪辣さ、意地悪さの面とそうではない部分がないまぜになっていて、ふむ、と思った。 今回は殺人の下手人を突き止めてから、が長い。あれこれと出てくる、一見関係ないような要素はどうつながるのか、母の言葉は?二重三重の底がある物語。 リンクをどう考えるか、ちょっと出来に感じるところもあるが、なんだろういったい、と読ませる力がある作品でした。
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信次郎の母についての描写がある1作。 今回は謎ときとしてはいつもの爽快感はあまりなく、1つの解決が見えたと思えばさらに違う側面が見え、さらに深堀する……謎のどんでん返しということはなく、ある事実についての様々な面からの関わりが明かされるという感じ。 現実の謎解きに近いのかもしれな...
信次郎の母についての描写がある1作。 今回は謎ときとしてはいつもの爽快感はあまりなく、1つの解決が見えたと思えばさらに違う側面が見え、さらに深堀する……謎のどんでん返しということはなく、ある事実についての様々な面からの関わりが明かされるという感じ。 現実の謎解きに近いのかもしれない。 今回は信次郎寄りの描写が多い中で、ほっこりするのはおこまちゃんの出番がいつもより多いこと。成長していく様子に、それだけこの小説の中でも時が流れているのだなと実感した。
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