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本を守ろうとする猫の話 小学館文庫
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本を守ろうとする猫の話 小学館文庫

夏川草介(著者)

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本を守ろうとする猫の話 小学館文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 小学館
発売年月日 2022/09/06
JAN 9784094066845

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本を守ろうとする猫の話

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商品レビュー

3.9

295件のお客様レビュー

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2026/07/10

オススメで見かけて気になって買った本。 初め、何となく世界観が古賀史健さんの『さみしい夜のページをめくれ』っぽいなぁと読みながら思いました。どちらも本の素晴らしさを教えてくれるお話です。 「難しい本に出会ったらそれはチャンスだよ」 「難しいってことは新しいことが書いてあるって証...

オススメで見かけて気になって買った本。 初め、何となく世界観が古賀史健さんの『さみしい夜のページをめくれ』っぽいなぁと読みながら思いました。どちらも本の素晴らしさを教えてくれるお話です。 「難しい本に出会ったらそれはチャンスだよ」 「難しいってことは新しいことが書いてあるって証拠だよ」 この言葉に私は嬉しくなりました。 『百年の孤独』は2回読んでもわけが分からなかった。 カミュの『シーシュポスの神話』もコリンウィルソンの『アウトサイダー』も挫折して積読に。 私は読めた時の景色を見たいから、諦めずにトライしようと改めて決意しました。 ちなみに…『星の王子様』は学生の頃読んでちんぷんかんぷんだったけど、大人になって読んだらすごくいいお話でした。 これからも本からたくさんの力をもらおうと思います。

Posted by ブクログ

2026/07/07
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

本の在り方と、目に見えないものの大切さとその複雑さが語られている。それらをファンタジーな試練を通して主人公は気付いていくのだが…そんなお話。 少しばかり古風な話し方をする相棒の猫がとても好みだ。多分後半は、というより最初からずっと夏川草介さん自身が思っていることを喋っているのではないかと、そう感じるくらいには何故だかとても情緒を感じさせてくれる猫。 作中本を一度しか読まない、読み返すことはもうない、読む量こそが全てだと。そんな人が登場する。 本というものは人の伝えたい思いや考え、世界観が書き記されていてそういった難解なものをただの一読で読み解いたつもりになりもう読んでも得られるものはないと同じ本を二度と開かない。 それは凄く勿体ないことなんじゃないかと思う。 一度読んだ本の内容が変わることはなくとも読み手である自分自身は読み返すときに理解度も見識も心の持ちようも違うはずである。二度三度と読めば得られるものに目を向けてその心の変わり様に得心がいく。 勿体ないとはそういった変化を感じることもなく次へと読んだ量を誇るために駒を進めてしまうその腐った心に、だ。(その人なりの苦心もあり本は好きであるが) 本書はこういった本への心構えだったりを考えたりすることができる。それと、心を育む一助になることを実感した。 作中の言葉で、『息苦しい日常の中で誰もが自分のことで手一杯になり人を思いやる心を失っている。心を失った人間は他者の痛みを感じなくなり、嘘をつき人を傷つけ踏み台にしてもなにも感じなくなる』とあるが、たしかにそうだと思う。この世は生きるに足るものだと私自身は知っているが、今のこの社会が生きるに足るものだとは正直まだ思えない。 それでもこの本を通じて考えた心構えや心根と、人の温かさをもって歩んでいくしかない。そうしてより善い人と社会を築くために自分のできる役割は、この本を何度も読み返すに足るものだと評価することだろう。 本好きならではの引用というか言葉が転がってたりするし作者名の由来だって言われてみればほーんみたいな名前だったりするし。とても好みの1冊と作者だ。

Posted by ブクログ

2026/07/01

2026.6.30読了。 本の世界を旅する現代版星の王子さま。ただひたすらたくさんの本を読み読んだ本を書架へ「閉じ込める」者。本の大事な部分だけ切り取り要約する「切り刻む」者。売れる本世論が求める本を「売りさばく」者。それぞれの世界を旅し、本を読むということはどういうことか自問し...

2026.6.30読了。 本の世界を旅する現代版星の王子さま。ただひたすらたくさんの本を読み読んだ本を書架へ「閉じ込める」者。本の大事な部分だけ切り取り要約する「切り刻む」者。売れる本世論が求める本を「売りさばく」者。それぞれの世界を旅し、本を読むということはどういうことか自問していく。 こういう価値を揺るがしてくる作品は、いつも通りに本に描かれてる物語を楽しむのと、自分のなかで価値を自問自答していく過程が同時進行で楽しめるからやめられない。ラブコメとかミステリとかもすきだけど、やっぱりこういうちょっとフィロソフィカルな作品が僕好み。 「お金の話はやめて、今日読んだ本の話をしよう。」 憧れるなぁ、そういう話をする時間。忙しい現代人が忘れてしまった時間の過ごし方を取り戻したいと思いつつ、そんな退行的行為を冷笑してる自分もいて…この葛藤、不快感をどうしたらいいか分からないけど、でもこういう感覚を抱えて生きてくことが今の時代で正しく生きるっていうことなのかね。知らんけど。

Posted by ブクログ

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