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此の世の果ての殺人
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此の世の果ての殺人

荒木あかね(著者)

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此の世の果ての殺人

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2022/08/24
JAN 9784065289204

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商品レビュー

3.7

398件のお客様レビュー

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2026/03/24

あと3ヶ月で小惑星が熊本に衝突し地球が滅亡するという中で連続殺人事件が発生する。主人公の小春は自動車学校の先生イサガワと一緒に犯人探しをすることに。小春は弟が犯人ではないかと不安になりイサガワと共にヒントを探しながら犯人を突き止めていく。 犯行は惨虐であり目撃した者も殺されていく...

あと3ヶ月で小惑星が熊本に衝突し地球が滅亡するという中で連続殺人事件が発生する。主人公の小春は自動車学校の先生イサガワと一緒に犯人探しをすることに。小春は弟が犯人ではないかと不安になりイサガワと共にヒントを探しながら犯人を突き止めていく。 犯行は惨虐であり目撃した者も殺されていく。殺戮者は小惑星が衝突する直前に日本からの脱出を考え、犯行がなかったことにする計画だ。 イサガワの考えと小春の行動力が目を見張る面白い作品であった。 地球消滅の作風でみると「滅びのシャングリラ」を思い出される。

Posted by ブクログ

2026/03/16

同じような設定で『世界の終わりの最後の殺人』を思い出した。 世界滅亡までの限られた時間の中で殺人事件を解決する。 だが、あちらはどちらかと言うとSFファンタジー。 こちらはモロに我々が生きる現代日本を舞台にしている。 小惑星テロスが日本に衝突することが発表され、世界は大混乱に陥...

同じような設定で『世界の終わりの最後の殺人』を思い出した。 世界滅亡までの限られた時間の中で殺人事件を解決する。 だが、あちらはどちらかと言うとSFファンタジー。 こちらはモロに我々が生きる現代日本を舞台にしている。 小惑星テロスが日本に衝突することが発表され、世界は大混乱に陥った。 そんなパニックをよそに、小春は淡々とひとり、 太宰府で自動車の教習を受け続けている。小さな夢を叶えるために。 年末、ある教習車のトランクを開けると、 滅多刺しにされた女性の死体を発見する。 教官で元刑事のイサガワとともに、地球最後の謎解きを始める。 未曾有の大混乱の中、誰もが九州から、日本から逃げ出す。 街の至る所に首吊り死体が散乱し、奥地自殺なるものまで流行っている。 インフラの壊滅、捨てられた街での生活。 そんな非日常的な終末感の中、殺人事件の捜査という リアルな日常が繰り広げられていく。 普通に暮らしていれば殺人事件の捜査も非日常的である。 だが、それがこの物語の中ではリアルな現実のように感じてしまう辺り、 ちゃんと提示したい世界観を構築できているという証拠である。 このミスマッチでアンバランスな情景が、 非常に噛み合ってきちんと活かされ最後まで機能していた。 非常によく練られたストーリーに感服だったが、 解決篇に至っては、そっちの方に逃げてほしくなかったなというのが本音。 ネタバレを避けるためにそっちの方と曖昧な言い方をするが、 要はよくあるやつということだ。想像と予想を覆すことはなかった。 読み手側を良い意味で裏切ってほしかったなと。 これは単なるワガママでしかないのだが。 それでも最後の一文までちゃんと切なさと痛さが散りばめられていて、 読み終えてしまうのが勿体なく感じてしまった一作。

Posted by ブクログ

2026/03/15
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

面白かった。 人の嫌なところも書きつつ、その中で人の素晴らしさを見たような気がする。 みんな欲望に忠実で、わがままで、どこか危ういところがある。 その中でも、自分の本心に従い動き、時に自制をすることで、人と共存していくような気がした。

Posted by ブクログ