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「美味しい」とは何か 食からひもとく美学入門 中公新書2713
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 中央公論新社 |
| 発売年月日 | 2022/08/22 |
| JAN | 9784121027139 |

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「美味しい」とは何か
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「美味しい」とは何か
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商品レビュー
3.5
11件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
源河亨、 「美味しい」とは何か(2022) 食や料理が美学による考察の対象となり得ること、そして芸術と見なされうることを主張した本。身近な事象を対象に、いかに美学的アプローチをとるかという過程がわかりやすく示されている。 食の好みは人それぞれだし、やれここの料理はカクカクシカジカの理由で素晴らしいなどと知識をひけらかす人はうざったく感じる。しかし、料理に対する評価については、文化的相対性が成り立つことなども踏まえると狭い範囲の中では客観的な側面もあると言える。また、ある程度の知識を持って料理に対面したり、食べた料理について自身の言葉で語ることは、食に関する自らの経験に対する解像度を高めるために有意なものである。こうした主張からは、日常の哲学の議論のうれしさというものがよく分かる。筆者の議論は、ありがちな主張を一つ一つ否定することで自身の考えを正当化するというスタイルなので、読んでいて斬新なアイデアが得られるとかというわけではあまりないが、その分ちゃんと説得力のある議論になっていると思う。 特に興味深く感じたのは最後の章で、タイプ/トークンの区別を導入して料理が複数芸術であることを示すくだりであった(筆者は「反復可能な芸術」と表現していた)。ある料理を一つの作品として捉えた場合、その料理には無数の作品の事例があり得る。つまり、ある料理とその個々の事例のあいだにはタイプとトークンの例化関係が成り立っていると言える。タイプ/トークンの区別を録音音楽の再生の事例などに応用した文献はしばしば目にするが、食という身近な実践にもこうも自然な形で応用できるものかと驚いた。 総じて、日常世界の様々な対象が美学の射程になり得ること、そしてそうした哲学的な議論によって日常世界の解像度が上がることのうれしさ、という点が明確に示された本であると言える。美学について何も知らない人にとっては、入門書として非常に参考になる本である。
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美味しいとは何か、センスとは何かを追求していく本書。普段新書を手に取らない自分でも読みやすいと感じた
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私が知りたいと思っていたことと内容的には異なりその個人的には普通な評価でした。しかし美味しさには味覚やにおい、視覚だけでなく聴覚も、すべての五感が使われていることに驚きました。音も意識してなかったけども大切なは一つ。
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