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マクロプロスの処方箋 岩波文庫
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マクロプロスの処方箋 岩波文庫

カレル・チャペック(著者), 阿部賢一(訳者)

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マクロプロスの処方箋 岩波文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店
発売年月日 2022/08/12
JAN 9784003277447

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商品レビュー

4.5

4件のお客様レビュー

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2024/08/18

不老不死。 もし自分が永遠に若く美しい肉体のままで生き続けることができたなら・・・ きっと、これは誰もが一度は想像してしまう願いなのではないでしょうか。 ですが、もしそれが本当に実現してしまったならば一体どうなってしまうのだろうか。永遠に生き続けることははたして幸せなのだろ...

不老不死。 もし自分が永遠に若く美しい肉体のままで生き続けることができたなら・・・ きっと、これは誰もが一度は想像してしまう願いなのではないでしょうか。 ですが、もしそれが本当に実現してしまったならば一体どうなってしまうのだろうか。永遠に生き続けることははたして幸せなのだろうか。 そのことを問うてくるのがこの作品になります。 私達は死を、生をどのように考えればいいのだろうか。私達は何のために生きているのだろうか。どうしたらこの人生をもっと充実したものにできるのだろうか。そうしたことをこの作品では考えさせられることになります。 とにかくすごいです。これは仏教書としてもぜひ推薦したいです。読めばわかります。あえてこの記事ではこれ以上はお話ししませんが、凄まじい作品です。 読んだ後の読後感も素晴らしいものがありました。 この作品自体は文庫で180ページ少々で、しかも戯曲ということでページの空白部分も多く、体感としては100ページちょっとくらいの感覚で読むことができました。阿部賢一先生の訳も素晴らしく、非常に読みやすいです。

Posted by ブクログ

2024/07/29

長生きが幸せではなくて、生きている時間をどう過ごすかが大事なんだと。 長生きしたら◯◯したいなって考えてる時は楽しいだろうし、長生きして◯◯の時は良かったなって振り返るのもいいだろうけども、そう考えてる時が1番楽しい時間なのであって、実際にその状況に置かれたらそうでもないのかもし...

長生きが幸せではなくて、生きている時間をどう過ごすかが大事なんだと。 長生きしたら◯◯したいなって考えてる時は楽しいだろうし、長生きして◯◯の時は良かったなって振り返るのもいいだろうけども、そう考えてる時が1番楽しい時間なのであって、実際にその状況に置かれたらそうでもないのかもしれない。手に入れられないものがあるのって案外幸せなのかも。

Posted by ブクログ

2023/05/06

チェコの有名な戯曲家、カレル・チャペックの代表作。約100年前、スペイン風邪の流行や第一次世界大戦によりヨーロッパでは死者が増えた時期、長寿を求める大衆の願望もあり、本作品は大盛況だったそうだ。 人生には、重労働、疫病、老化、貧困、戦争といった「困難」が連続するもの。困難が続く...

チェコの有名な戯曲家、カレル・チャペックの代表作。約100年前、スペイン風邪の流行や第一次世界大戦によりヨーロッパでは死者が増えた時期、長寿を求める大衆の願望もあり、本作品は大盛況だったそうだ。 人生には、重労働、疫病、老化、貧困、戦争といった「困難」が連続するもの。困難が続く日々の隙間に、ちょっとした楽しみと充実感を感じながら、人並みに寿命を全う出来ればマシな方である。 さて、人生で訪れる「楽しみ」とは何だろうか。例えば、中高生時代に思い切り楽しんだ学校行事や部活。「ずっと高校生のままでいたい」とか「もう一度大学生に戻りたい」「もう一度20代をやり直したい」など、青春の再来・継続を夢見ることは、誰しも一度はあるのかも知れない。それが実現したら、本当にその人は幸せなのか、どうなのやら。 本作品は、誰もが夢見る「不老長寿」に対して批判的な立場から、読者に疑問を投げかけるものである。舞台を観た当時の観客達の間でも、きっと活発な議論がなされたのだろう。 物語の鍵を握る謎の美女「エミリア」は、年齢不詳であり、上記で述べた困難とは無縁の人生を送っている。ページが進むにつれて、謎が解き明かされるとともに、彼女にとって決定的に足りない何かが明らかになる。

Posted by ブクログ

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