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エリザベス女王の事件簿 ウィンザー城の殺人 角川文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | KADOKAWA |
発売年月日 | 2022/07/21 |
JAN | 9784041110195 |
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エリザベス女王の事件簿 ウィンザー城の殺人
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商品レビュー
3.5
31件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
好きなところ ロージーのキャラクター(頭も良いし、忠誠心もあるし、強い!) 嫌なところ ハンフリーズのキャラクター(不遜、女王への忠誠心のなさ) トリックっていうものはとくになくて、エンタメ小説として読むと面白い。 ただ、ハンフリーズに探偵役をさせたことが嫌過ぎて、謎解き部分でストレス溜まった、、、。 その目的について、作中でも解説(大矢博子氏)でも語られていたけど、納得できなかった。 忠誠心とか信頼を得るためっていうことだったけど、女王の御前で脚を組んで背もたれに寄りかかる奴が今後余計舐めてかかるだけじゃない?ってずっとモヤモヤしながら読んだ。イギリスでも女王の前で脚を組むのは失礼な行為らしいし、、、。
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- ネタバレ
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女王陛下は名探偵! エリザベス2世の愛するウィンザー城で若いピアニストが変死した。心を痛める女王陛下を気遣いながら捜査が進められているはずだった——ナイジェリアにルーツを持つ秘書官補のロージーは上司にも秘密の任務に選ばれる。それは"ボス"女王陛下の推理を手伝うこと! すごい。イメージするエリザベス2世がそこにいて、推理を働かせていく。もちろん女王陛下なので足を使って手がかりを集めるわけではない。バディとなるのは秘書官補のロージー。タフでクールなヒーロー。しかもこのバディ制度は前から続いていたものらしい。そんなのいくらでも過去に遡ってエピソードが書けてしまう。こんなに楽しい安楽椅子探偵の設定ができたなんて! 名探偵はただ事件を解決するだけではなく、皆が幸せに向かうように収めなくてはならないと思っている。女王陛下の推理は、この条件を見事にクリアしていく。そのような態度をとる理由が、長きに渡って国家君主としてあらゆる局面を乗り越えてきたことに、周囲の忠誠と尊敬を集めているところにあるように描かれているのがよい。憧れる「英国と女王陛下」の姿がここにある。 愛すべきフィリップ殿下の描かれ方がとても好き。2人の絆というか姿というか、やり取りがとてもよかった。
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エリザベス女王の若い頃の設定だと思って読んだら違っててびっくり。89歳のエリザベス女王が登場。物語の中で90歳を迎えるんだけど、わりと最近の設定。ロイヤルファミリーや各国のお偉いさんの名前がそのまま出てくるので、読んでて顔が頭に浮かんで、物語に入り込みやすかったかな。これ実際あっ...
エリザベス女王の若い頃の設定だと思って読んだら違っててびっくり。89歳のエリザベス女王が登場。物語の中で90歳を迎えるんだけど、わりと最近の設定。ロイヤルファミリーや各国のお偉いさんの名前がそのまま出てくるので、読んでて顔が頭に浮かんで、物語に入り込みやすかったかな。これ実際あったことではないか、と思ってしまう。 エリザベス女王のお気に入りのウィンザー城で事件が起きます。その事件解決のためにエリザベス女王が動きます。秘書官補のロージーがアシスタントしてます。安楽椅子探偵なのかな?と思ってだけど、違います。女王自ら現場を見に行ったりとなかなかの行動派。ロージーは女王が動きが取れないときに、秘密裏に動いて女王を助けます。この二人を読んでて、アガサ・クリスティの『パディントン発4時50分』のミスマープルとスーパー家政婦(名前は忘れちゃったけど)みたいと思いました。 物語を読み終え、エリザベス女王はどんな方だったんだろう?と考えてしまいました。私が知ってるのは、遠い異国の女王、国民に愛されている、それくらいしか知らない。これもTVの情報であって実際はどうなんだったんだろう?この物語では、女王としての顔を持ちながら、好奇心旺盛で行動派。優しくて、家族、城に仕えてる人たち、国民を愛している。そういう風に読み取れたけど、実際もこういう方だったらいいな。 1ページに文字がギッシリ詰まってて、目が疲れたけど、楽しく読めました。
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