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ロドリゴ・ラウバインと従者クニルプス
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ロドリゴ・ラウバインと従者クニルプス
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商品レビュー
4.1
18件のお客様レビュー
大好きなjunaidaさんの絵に惹かれて読みたくなって、後情報でエンデの遺作と知り、読むしかないと笑 なんだかちょっと哲学っぽいようなそんな内容はエンデだなぁ~と思いながら読みました 子どもの頃、ファンタジーな冒険物語はいつも楽しくワクワクしながら読んだ記憶しかありません ...
大好きなjunaidaさんの絵に惹かれて読みたくなって、後情報でエンデの遺作と知り、読むしかないと笑 なんだかちょっと哲学っぽいようなそんな内容はエンデだなぁ~と思いながら読みました 子どもの頃、ファンタジーな冒険物語はいつも楽しくワクワクしながら読んだ記憶しかありません 読んでいて、とても楽しかったです!
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原作+訳の素晴らしさで、とても読みやすかった! 好きなことをして暮らす…性(しょう)に合った暮らしや、役割のあることの大切さについて、オウムのソクラテスが思索するのが楽しい。
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完全み見た目がカッコ良いから購入した。1,900円という破格の価格。ミヒャエルエンデってどこかで 聞いたことあるけど誰だっけ?「モモ」の作者だった。 児童向けの本だった。簡単で分かりやすい内容でも大人が読んでも面白かった。クニルプスが恐怖を知 って、本当の強さに気付く。一人の子...
完全み見た目がカッコ良いから購入した。1,900円という破格の価格。ミヒャエルエンデってどこかで 聞いたことあるけど誰だっけ?「モモ」の作者だった。 児童向けの本だった。簡単で分かりやすい内容でも大人が読んでも面白かった。クニルプスが恐怖を知 って、本当の強さに気付く。一人の子供の成長を感じられて微笑ましい気持ちになる。設定もそれぞれち ょっと面白い。まず主人公クニルプスの本名が「ハストルー・アナクシマンダー・クリリストモス」そし てそれを誰も覚えられないから、クニルプスと呼ばれてる。両親はパパ・フトッチョとママ・フトッチ ョ。喋るオウムはソクラテス。本当は臆病で優しい極悪非道の山賊ロドリゴ・ラウバイン。 細かい設定がなんか良かった。 一番印象に残ったのは、3章まで書いて作者が亡くなっているということ。それから先は別の人が引き 継いで作品を完成させたらしい。そして3章までに出てくる人形劇で使う人形を登場人物として描いたら しい。作者への敬意を込めて。それが一番感動的だった。 P.271 「それでぼくは思ったんだ。きっと、ちゃんとおそれを知っている騎士こそ、ほんものの、一 人前の騎士なんだって。おそれは、善と悪を区別することを教えてくれるから。どうやってそれを乗り越 えたれらいいのか、っていう勇気についても教えてくれる。そうでしょ、ロディおじさん?悪のためには 勇気はいらない。勇気は、善のためだけに必要なんだ。って」 少年が成長した。こんなことを言うようになるなんて。装丁の美しさから手元に置いておきたくなるけ ど、良い本だから次の人に読んでもらえるようメルカリに出す。さようならクニルプス。
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