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お父さんはユーチューバー 双葉文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 双葉社 |
発売年月日 | 2022/07/13 |
JAN | 9784575525830 |
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商品レビュー
4.2
5件のお客様レビュー
最近、読む本ほとんどに高評価をしている。通してみたら星2,3でも、部分的に感心したり、刺さるフレーズがあると、一気に評価が上がってしまう。歳をとって感情の振れ幅が大きくなった証なのかな〜 それはそれとして、この本にも感動させられた。 沖縄繋がりで読んだが、宮古島の美しい浜辺と「ゆ...
最近、読む本ほとんどに高評価をしている。通してみたら星2,3でも、部分的に感心したり、刺さるフレーズがあると、一気に評価が上がってしまう。歳をとって感情の振れ幅が大きくなった証なのかな〜 それはそれとして、この本にも感動させられた。 沖縄繋がりで読んだが、宮古島の美しい浜辺と「ゆいまーる」に集う心優しいやーでぃ。勇吾と海香の掛け合い。読み終わって思ったのだが、海香は正樹や元気のような優しい人を、それとも勇吾のようなはちゃめちゃな裏に信念を持つ人、どちらのタイプを将来選ぶのだろうか?
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浜口倫太郎『お父さんはユーチューバー』 2022年 双葉文庫 沖縄の宮古島が舞台ということで購入しました。沖縄や海という言葉に弱くて。 タイトルからして楽しくてにぎやかな物語かなと思っていたけど、完全にいい意味で裏切られました。 もちろん楽しくてにぎやかな部分もあるのだけど、...
浜口倫太郎『お父さんはユーチューバー』 2022年 双葉文庫 沖縄の宮古島が舞台ということで購入しました。沖縄や海という言葉に弱くて。 タイトルからして楽しくてにぎやかな物語かなと思っていたけど、完全にいい意味で裏切られました。 もちろん楽しくてにぎやかな部分もあるのだけど、これは〝無償の愛〟〝家族愛〟に溢れる感動作でした。 家族愛と書くと、いわゆる一般的な家族をイメージしちゃうけど、家族にもいろんな形がありますよね。しかも沖縄、ゆいまーるの精神も持ち合わせているので、広い意味での家族愛の物語でした。 特に中盤からラストにかけては温かな涙があふれてきます。 個性的な登場人物の皆さんだけど、みんなが本当に心優しい人たちばかりで。 まるで自分も宮古島の海と風を感じているような、心温まる作品でした。 #浜口倫太郎 #お父さんはユーチューバー #双葉文庫 #読了
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「俺はユーチューバーになる」と宣言する父親と娘のお話 絵を描くことが好きな小学5年生の海香 将来は美大に行きたいと思っているが、父 勇吾はゲストハウスを営んでいるものの経営は他の人に任せっきり 自分は色々な商売のアイデアを思いついては失敗している また、度々「東京に行ってくる」...
「俺はユーチューバーになる」と宣言する父親と娘のお話 絵を描くことが好きな小学5年生の海香 将来は美大に行きたいと思っているが、父 勇吾はゲストハウスを営んでいるものの経営は他の人に任せっきり 自分は色々な商売のアイデアを思いついては失敗している また、度々「東京に行ってくる」と数日間家を空けることがある そんな経済観念を持つ父親のため、進学費用はないであろうと見越している海香 同級生の間で流行っているユーチューバーのヒカリンの収入の話題を父の前で話したところ、「俺はユーチューバーになる」と宣言する勇吾 勇吾はユーチューバーとして成功するのか?そして、ユーチューバーとして有名になろうとする意図とは? YouTuberという仕事のものすごく単純化したお仕事小説の側面 PVを稼ぐための工夫 編集、テロップ、特色、流行の段階、事務所、コラボ ネタの過激化、そして炎上 世の中に簡単に儲ける仕事はそうそうないというのがわかる 勇吾のアイデアマンの特徴から、こち亀的な展開になるかもなぁとは思ったけど、まぁそんなもんでしょうねぇ 所々から感じる勇吾への不信感 事情があるにせよ、毎晩の深酒、海香の将来を顧みないようなお金の遣い方、海香との身勝手な関係の築き方、責任感の欠如が甚だしい あと、一休をここに連れてきたのに結局同じようなな激務に追い込んでいるように思えるところはどうなのよ?と思う こーゆー人ってやっぱり苦手 YouTubeは失敗できる環境(炎上案件を除く) 失敗するとわかっていても身をもって経験することの重要性 なんだかんだ言い訳をしてやらない事への批判など 実際に行動に移せる人や、それに結果が伴う人もそうそういないのではなかろうか そんな世間一般的な自己啓発本に書かれてある事も上手くストーリーに取り込んでいる ただ、そんな流行り物を扱ったお仕事小説なだけではなく家族の物語としての側面 ミステリではないけどネタバレ禁止という前情報があったため、色々と序盤で推測できる 元気の素性とか、勇吾の目的とか、海香との関係性など 思わせぶりな描写も結構あったのでね 勇吾がYouTuberとしてテレビに出る=有名になることにこだわっていた事や時々東京に行っていた事とか 虎太郎を含めて昔のエピソードの年数を考えればねぇ? ただ、実際問題そんな簡単な手続きじゃないと思うんだけど、物語の本質とはズレるので言及はしない 途中からは「はいはい、この手の話ねー」と展開が読める でも、わかっていても泣かされましたけど、何か? 親の不器用な素振りに隠された想い、親と子の絆 オチの演出としてもタイトルに相応しい展開でよい
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