お父さんはユーチューバー 双葉文庫

浜口倫太郎(著者)

• 販売会社／発売会社: 双葉社
• 発売年月日: 2022/07/13
• JAN: 9784575525830

商品レビュー

2024/08/24

マックで泣いた夏の読書感想文 2024

浜口倫太郎さん初読みの『お父さんはユーチューバー』の概要と感想になります。

概要です。
宮古島の綺麗な海を眺めながら、小学生の海香は小さなスケッチボードに大きな自然を描く。民宿「ゆいまーる」に戻ると「よしっ、決めた。俺はユーチューバーになるぞ」と意気込む勇吾に海香を始めとした「ゆいまーる」の人々は巻き込まれ…。

感想です。
私の避暑地となっているマックの中で、喜怒哀楽が凝縮された素敵な作品に涙しました。宮古島の美しさと「ゆいまーる」の人々の温かさ、海香と勇吾にとってのYouTubeチャンネルは想像を上回る感動をもたらせてくれました。ブックオフの夏のキャンペーンで見つけた掘り出し物に感謝です!!
瀬尾まいこさんの作風が好きな方にオススメします♪

2023/10/02

最近、読む本ほとんどに高評価をしている。通してみたら星2,3でも、部分的に感心したり、刺さるフレーズがあると、一気に評価が上がってしまう。歳をとって感情の振れ幅が大きくなった証なのかな〜
それはそれとして、この本にも感動させられた。
沖縄繋がりで読んだが、宮古島の美しい浜辺と「ゆいまーる」に集う心優しいやーでぃ。勇吾と海香の掛け合い。読み終わって思ったのだが、海香は正樹や元気のような優しい人を、それとも勇吾のようなはちゃめちゃな裏に信念を持つ人、どちらのタイプを将来選ぶのだろうか？

2023/09/26

浜口倫太郎『お父さんはユーチューバー』
2022年　双葉文庫

沖縄の宮古島が舞台ということで購入しました。沖縄や海という言葉に弱くて。
タイトルからして楽しくてにぎやかな物語かなと思っていたけど、完全にいい意味で裏切られました。
もちろん楽しくてにぎやかな部分もあるのだけど、これは〝無償の愛〟〝家族愛〟に溢れる感動作でした。
家族愛と書くと、いわゆる一般的な家族をイメージしちゃうけど、家族にもいろんな形がありますよね。しかも沖縄、ゆいまーるの精神も持ち合わせているので、広い意味での家族愛の物語でした。
特に中盤からラストにかけては温かな涙があふれてきます。
個性的な登場人物の皆さんだけど、みんなが本当に心優しい人たちばかりで。
まるで自分も宮古島の海と風を感じているような、心温まる作品でした。

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