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医者が「言わない」こと
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 毎日新聞出版 |
| 発売年月日 | 2022/07/04 |
| JAN | 9784620327426 |
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医者が「言わない」こと
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商品レビュー
4.5
5件のお客様レビュー
実に明快に健康について、エビデンスを下に一貫して書かれた本です。 この本のエッセンスは、あとがきの最後の方に書かれています。 それを紹介します。 だから元気でご飯がおいしいときは、長生きするために病気を早期発見する、という考えを捨て去りましょう。 そして、なにか不都合な自覚症状...
実に明快に健康について、エビデンスを下に一貫して書かれた本です。 この本のエッセンスは、あとがきの最後の方に書かれています。 それを紹介します。 だから元気でご飯がおいしいときは、長生きするために病気を早期発見する、という考えを捨て去りましょう。 そして、なにか不都合な自覚症状がでてきてから、対処法を考えるのです。 症状がでるのは、からだの調湿システムが無理している証拠だからです。 そのように、医者や医療を遠ざけて暮らせば、そうしない場合よりも断然、安全に長生きできるものです。 有名なラテン語の箴言に「メメント・モリ」があります。 「死を意識せよ」ですね。 ただそれに続く、対になった言葉があまり知られていない。 「カルペ・ディエム」、「一日を摘め」です。 つまり「今日を楽しめ」。 どうか、体と医者の言葉に抵抗力をつけて、充実した人生をお過ごしください。 真摯に誠実に医者道を全うされた近藤誠先生からの遺言と受け止めています。 で、書かれていた内容を以下に書いておきます。 第1章 人間ドックは「病気」をつくる場所 第2章 なぜ医者は、事実を「言わない」のか? 第3章 正しい「医者との付き合い方」 第4章 高血圧薬は使わないほうがいい 第5章 中高年のがんは、ふつうの「老化現象」 第6章 医者から、がんだと告げられたら 第7章 病院では安楽な最後は迎えられない 第8章 世間に溢れる「健康法」のウソ 江戸時代に逆戻りしているのが現代の医療のビジネス化です。 「医は算術」が大手をふっていた時代に戻ってしまってはいけません。 「医は仁術」という本質に戻せるのは良識ある我々の責任でもあるのです。 アホなテレビ、アホな新聞などの情報にだまされないようにしなくてはならないのです。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
著者は90年代からがん治療の矛盾について発言してきた。本書刊行直後に亡くなったようで、これが遺言というか総決算の本になるが、私は著者の書籍は初めて読んだ。 ・健診や人間ドックをやっているは日本だけ。他国がなぜマネしないかと言うと、やったほうがいいというエビデンスがないから。 ・厚労省は健診を受けさせることに躍起。そもそも20代も60代も基準が同じなんておかしいと感じていたが、要するにこれで「異常」が発見されると病院に送って、根拠のはっきりしない「正常値」に保つために薬漬けにするというシステムが出来上がっている。 ・抗がん剤は利かない。がんは手術すると逆に暴れることあり。 ・日本の高血圧の基準値には根拠がなく、降圧剤は飲むと逆に血流が不足して脳梗塞を起こす危険性を高める。高齢による高血圧は自然な老化現象。 ・同様に高脂血症や糖尿病などの生活習慣病も治療が悪影響になることも。 ・がんには休眠しているがんや転移しないがんがあり、これらを早期発見して切除すると他の眠っているがんを呼び覚まし逆にステージが上がる。 ・BMI30以上からは減量が必要だが、過度な減塩や減量は害悪。
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不安になるのでささっと斜め読み。 身近な人が亡くなる体験が増えるにつれうすうす感じていたことと、この本の内容が奇妙に一致している。 やはり「システムは止められない」「エビデンスがないから言えない」のだな。 結論はこれ一点→「だから元気でご飯がおいしいときは、長生きするために病気...
不安になるのでささっと斜め読み。 身近な人が亡くなる体験が増えるにつれうすうす感じていたことと、この本の内容が奇妙に一致している。 やはり「システムは止められない」「エビデンスがないから言えない」のだな。 結論はこれ一点→「だから元気でご飯がおいしいときは、長生きするために病気を早期発見する、という考えを捨て去りましょう」これを本当にそうだなあと実感を持って理解するために、いろいろ包み隠さず書かれている本なのだな――と思った。 たいてい結論は「あ、そんなもんか」と思うけど、そこへたどり着く道のりが大事なんだなあ。
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