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陽だまりの果て
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陽だまりの果て

大濱普美子(著者)

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陽だまりの果て

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 国書刊行会
発売年月日 2022/06/24
JAN 9784336073433

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商品レビュー

3.8

6件のお客様レビュー

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2024/08/23
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

評価が高かったので期待していたのだけど、文体がいまいち合わなくてすごく読みにくくてしんどくなってしまった。

Posted by ブクログ

2023/11/25

泉鏡花賞受賞に納得。 少し不思議な、怪談の少し入った話。 恒川光太郎さんの女性バージョン。 恒川さんより余分な描写が多く、内容よりそっちを重視している感がある。それが私にはちょっと読みにくく、抽象画を読んでいるような気分になって、老化した脳にはしんどかった。詩っぽい部分が多い。 ...

泉鏡花賞受賞に納得。 少し不思議な、怪談の少し入った話。 恒川光太郎さんの女性バージョン。 恒川さんより余分な描写が多く、内容よりそっちを重視している感がある。それが私にはちょっと読みにくく、抽象画を読んでいるような気分になって、老化した脳にはしんどかった。詩っぽい部分が多い。 6つの話があり、 表題作の陽だまりの果てがいちばん疲れた。 1)ツメタガイの記憶 語り手の息子の部分がなかったら好き 2)鼎ヶ淵 子供が語り手で読みやすく面白かった 3)陽だまりの果て 4)骨の行方 老女二人の友情。いちばん普通に読める 5)連れ合い徒然 ドイツ人ツレアイとの3つのエピソード。ドイツ人とは書いていないけど郷土料理でグリューネゾーセと出てくるのでそうと分かる。大濱さん自身ドイツに暮らしているから実際そうなのかな? 6)バイオ・ロボ犬 ロボット犬というモチーフで生死を考えさせるので分かりやすい。でもこれを読むと、読みにくいと感じて大濱さんはちょっと苦手かもなぁと思った1と3が恋しくなって、そっちの方が良いなと思ってしまった(苦笑)

Posted by ブクログ

2023/09/12

 短編集。ヒトと、ヒト以外の生物の死の匂い、老いの気配がどの作品にも強く漂う。文体はユーモラスであり、それぞれの物語のもつ深刻さを中和している。老婆二人の、万引きをきっかけのかっこいい友情物語『骨の行方』が一番好き。

Posted by ブクログ